北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は2026年10月14日、日本海で潜水艦発射型巡航ミサイル(SLCM)の発射実験を行いました。
核弾頭搭載可能なミサイルか?
北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は2026年10月14日、日本海で潜水艦発射型巡航ミサイル(SLCM)の発射実験を行いました。
朝鮮人民海軍(北朝鮮海軍)が潜水艦で巡航ミサイルの発射実験を行うのは約3年ぶりとなります。朝鮮中央通信によると2種類のミサイルが試されたそうです。
また、今回のミサイルを「潜水艦発射型戦略巡航ミサイル」と「戦略」の部分をあえて強調しているということで、同ミサイルが核弾頭搭載可能な核兵器である可能性が高いです。
公開された画像を確認すると巡航ミサイルのうち1つは垂直発射タイプ、もうひとつは魚雷発射管から斜め45度の角度で発射されるミサイルであることがわかります。
朝鮮中央通信は「今回の発射実験は、水中戦闘システムの現在の運用態勢を検証するとともに、海軍が戦略的任務を遂行する能力を習熟させ、朝鮮民主主義人民共和国の戦争抑止力が高い信頼性、確実性および能力を備えていることを示すことを目的とした」と説明しています。
日本の防衛省発表によると、1発目のミサイルは最高高度約21kmに達し、約220kmを飛行。2発目は最高高度約7kmに達し、約911kmを超える距離を飛行したとのことです。
なお、現状の北朝鮮海軍で水中からのミサイル発射能力を有する潜水艦として確認されているのは新浦(シンポ)C級潜水艦のみですが、今回の実験が同級を用いたものなのか、別の方法だったのかは、公式情報では明らかにされていません。