ラ・リーガ第9節が現地時間17日に行われ、バルセロナはアウェイでベティスと対戦した。
ここまで、絶好調という言葉で形容しても足らないほどの好スタートを切ったバルセロナ。チャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦10戦で全勝を記録しており、総得点数は驚異の「43」。今節は、ここまで6勝1分け1敗と、同じく上々のスタートを切っており、21年ぶりにCLにも参戦しているベティスと、『エスタディオ・ラ・カルトゥーハ』で相まみえた。
試合が動いたのは序盤の10分、バルセロナは自陣から細かくボールを繋いで前進し、敵陣右サイドのスペースへジュール・クンデが入っていく。落としのボールを受けたヤマルは、ペナルティエリア手前右寄りの位置で、巧みな足技を交えて前を向くと、迷うことなく左足一閃。狙い済ましたミドルシュートは、GKアルバロ・バジェスの頭上を超えてゴールに吸い込まれ、衝撃のゴラッソでバルセロナが先手を取った。
ベティスも簡単には差をつけさせない。27分、アブデ・エザルズリのドリブル突破から左コーナーキックを獲得すると、ジオバニ・ロ・チェルソの蹴ったボールはファーサイドへ流れたものの、セカンドボールを拾ったパブロ・フォルナルスがクロスボールを供給。最後はバレンティン・ゴメスが強烈なヘディングシュートを突き刺し、ベティスが試合を振り出しに戻した。
だが、今のバルセロナは簡単には止まらない。前半終盤の41分、フェルミン・ロペスの蹴った左コーナーキックを、ロドリが頭で沈め、勝ち越しに成功。ベティスは直後の43分、ペナルティエリア手前の位置でセカンドボールを拾ったロ・チェルソが、左足で強烈なボレーシュートを叩き込んだものの、直前にクチョ・エルナンデスのハンドが取られ、ゴールは認められず。ロ・チェルソのゴラッソは幻となり、バルセロナの1点リードでハーフタイムに入った。
後半に入ると、立ち上がりの51分、ヤマルからのクロスボールをガブリエウ・ジェズスがボレーで沈め、バルセロナがリードを広げたかと思われたが、ここはオフサイドの判定。それでも、直後のプレーでは、フェルミン・ロペスからのスルーパスでヤマルが抜け出し、折り返しをジェズスが流し込む。今度はジェズスが正真正銘のゴールを奪い、バルセロナが追加点を奪った。
引き下がらないベティスは失点直後の53分、セカンドボールを拾ったフォルナルスの横パスから、前を向いたロ・チェルソがラインを破るスルーパスを通すと、抜け出したアブデがGKジョアン・ガルシアとの1対1を冷静に仕留める。ベティスが再び1点差に詰め寄ったが、このゴールが生まれた直後、ピッチ内でヤマルと衝突したファクンド・ベルナルにレッドカードが提示。ベティスは幾度となく追い上げの姿勢を見せながらも、10人での戦いを強いられ、窮地に立たされた。
こうなると、試合の流れは完全にバルセロナ側へ傾く。62分、セットプレーの流れから、パウ・クバルシが頭で繋いだボールをエリック・ガルシアが押し込み、4点目をゲット。終盤に入った81分には、敵陣でボールを奪ったクバルシが前方へ繋ぎ、ペナルティエリア手前で前を向いたダニ・オルモが、右足でコントロールショットを沈めた。
試合はこのままタイムアップ。バルセロナがラ・リーガ開幕9連勝、公式戦11戦全勝とした。9連勝はラ・リーガの開幕連勝歴代最多記録で、1968-69シーズンのレアル・マドリードに並んだ。ベティスは試合途中までは善戦を繰り広げながらも、退場を機にピッチ上に乱れが生じ、ラ・リーガでは6試合ぶりの2敗目を喫した。
この後、両チームはミッドウィークにCLの戦いを控えている。バルセロナは20日に敵地でパリ・サンジェルマンと、ベティスは21日にホームでフェイエノールトと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ベティス 2-5 バルセロナ
【得点者】
0-1 10分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
1-1 27分 バレンティン・ゴメス(ベティス)
1-2 41分 ロドリ(バルセロナ)
1-3 51分 ガブリエウ・ジェズス(バルセロナ)
2-3 53分 アブデ・エザルズリ(ベティス)
2-4 62分 エリック・ガルシア(バルセロナ)
2-5 81分 ダニ・オルモ(バルセロナ)
【ゴール動画】ヤマルのゴラッソだけじゃない!両チームともに迫力のある得点が続く