正守護神はノイアーか、ウルビヒか…カーン氏がバイエルンのGK起用方針に言及「理想的ではない」

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 元ドイツ代表GKオリヴァー・カーン氏が古巣バイエルンのGK起用方針について言及した。15日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 長らく元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的守護神として君臨していたバイエルンだが、近年は同国代表GKヨナス・ウルビヒが台頭し、2人の実力者が出場機会を分け合っている。昨シーズンはノイアーが公式戦37試合、ウルビヒが20試合に出場。今シーズンもここまでノイアーが6試合、ウルビヒが3試合でゴールマウスを守っている。

 しかし、現役時代にバイエルンで公式戦通算632試合に出場し、ブンデスリーガを8度、チャンピオンズリーグ(CL)を1度制した“レジェンド”GKカーン氏は、こうした状況について「理想的とは言えない」と断言。「なぜこのような方針が取られるようになったのか、その経緯は理解できる」と前置きした上で、次のように持論を展開した。

「結果としてどっち付かず、つまり中途半端な状態になってしまっているというのが私の見解だ。私自身も似たような経験をしたことがあるが、今のウルビヒはいわば後継者だ。ある時はマヌエルが出場し、次の試合ではウルビヒが出場する。これで一体何が分かるというのだろうか。正直何も見えてこない。なぜなら、彼が正GKであるということは、マヌエル・ノイアーがその座にいないことを意味するからだ」

 続けて、カーン氏は「ウルビヒは素晴らしい才能で、時に不可能と思えるセーブを見せるし、年齢を考えれば非常に完成度が高い。彼がナンバーワンとしてすべての責任を負った時にどのようなパフォーマンスを見せるのか。それを見てみたい。バイエルンの状況がこのまま続く限り、すべてが宙に浮いたままだ。ウルビヒにバイエルンのナンバーワンを務めるだけの実力が本当にあるのか、私には判断できない」ともコメント。ウルビヒを高く評価しつつ、正GKとして継続的に起用した時にこそ、真の実力が垣間見えるとの認識を示している。

 なお、来年3月に41歳となるノイアーの契約は今シーズン限りとなっている。現地時間10日に行われたブンデスリーガ第5節アウクスブルク戦(2-2△)では、キックオフ直後にミスを犯し、試合開始からわずか8秒で失点。ブンデスリーガ史上最速失点という不名誉な記録を樹立してしまった。こうした背景もあり、現地では23歳のウルビヒとの世代交代をめぐる議論が加速している。

【動画】ノイアーが衝撃的なミスから失点…