“プレミア制覇を決定付けた”ミーティング…メリーノが明かす舞台裏「あの日、タイトルを勝ち取った」

今、空き家がビジネスになる理由

 アーセナルに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノが、プレミアリーグを制覇した昨シーズンの舞台裏を明かした。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 22シーズンぶりにプレミアリーグを制覇したアーセナルだが、その道のりは決して平坦ではなかった。4月にはボーンマス戦に続いてマンチェスター・シティとの“天王山”に敗れ、約半年に渡って守り抜いてきた首位の座から陥落。終盤に失速し、あと一歩のところでタイトルを逃した2022-23シーズン、翌2023-24シーズンの苦い記憶が蘇り、不穏な空気が立ち込めた。

 それでも天王山での敗戦から立ち直ったアーセナルはそこから5連勝を達成。最終的にはマンチェスター・シティが勝ち点を落としたことで、最終節を待たずして優勝が決まった。

 最終盤までもつれ込んだマンチェスター・シティとの優勝争いだが、メリーノは2月に行われたウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦後のミーティングこそが、タイトル獲得を決定付けた瞬間だったと語る。その試合でアーセナルは2点をリードしながらも、後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し、最下位に沈んでいたウルブスとドローに終わった。

 メリーノは当時を振り返り「一度つまずくだけで『いつものアーセナルだ』という声が聞こえてくる。正直なところ、チーム内には疑念があった。2点のリードを失うなんてあってはならないことだったからね」とコメント。そして、試合翌日に選手だけで開いたというミーティングの中身を明かした。

「試合の翌日、僕たちは監督を交えず、ロッカールームでミーティングを開いた。全員が意見を口にしたが、戦術の話は一切なかった。そこで話し合われたのは、人間として困難にどう向き合うかということだった。僕は外から見ていたチームの姿について話し、選手たち自身で解決すべき問題だと伝えたよ。監督がすべてやってくれるわけではないからね」

「クラブで一人が非常に多くのタスクを抱えている場合、自分たちで物事を解決できるリーダーが必要になる。幸い、このクラブにはそういうリーダーがいるんだ。僕の考えでは、あの日にタイトルを勝ち取ったんだ。ボーンマスやアンチェスター・シティに敗れた時でさえ、あのミーティングのおかげで結束を保てた。浴びせられる批判のすべてを燃料にすることにし、チームの結束はより強まっていったんだ」

 困難な状況でも結束を保ち、悲願を成し遂げたアーセナル。今シーズンは連覇とクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を目指す。