不振脱却への“切り札”に? ブンデスデビューの宇野禅斗「信頼に応えたい」…次節は初先発の可能性も

特定空家 勧告受けるとどうなる

 ボルシアMGに所属するMF宇野禅斗が不振脱却への意気込みを示した。15日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 現在22歳の宇野は青森山田高校からFC町田ゼルビア、清水エスパルスを経て、今夏にボルシアMGへ完全移籍加入。筋肉系の負傷によって出遅れていたが、現地時間11日に行われたブンデスリーガ第5節、ケルンとの“ライン・ダービー”で新天地での公式戦デビューを飾った。

 晴れて欧州でのキャリアを歩み始めた宇野だが、現在チームは極度の不振に陥っている。ブンデスリーガで11シーズンぶりの開幕3連敗を喫すると、昨年9月から指揮を執っていたオイゲン・ポランスキ前監督を解任。暫定体制で臨んだ第4節マインツ戦、そしてアレクサンダー・ブレッシン監督の初陣となったケルン戦にも敗れ、5連敗の勝ち点「0」で最下位に沈んでいる。

「とても嬉しかったですが、同時に緊張していました。僕が入る直前に失点してしまい、チームにとっても難しい状況でした。それでも、最初のパスがうまく通ったことで、落ち着いて試合に入れたと思いますし、その後もいくつか良いプレーができました。結果は望んでいたものではありませんでしたが、試合への入り方には個人的に満足しています」とデビュー戦を振り返った宇野。苦しいチームの現状については次のように語っている。

「開幕5連敗というのは間違いなく厳しい状況です。それでも、チームは正しい方向に進んでいると感じています。チームとして団結し、一歩ずつ改善していくしかありません。全員で力を合わせてこの状況を脱し、再び結果を残せるようにすることが目標です。ファンの方々が勝利を期待しているのは分かっていますし、それを実現するためにチームとして全力を尽くします」

 ドイツ紙『ビルト』は、デビュー戦で力強いパフォーマンスを見せた宇野は、ブレッシン監督にとっての「切り札」であると指摘。現地時間18日に控える第6節ホッフェンハイム戦ではスタメンに名を連ねる可能性があると報じている。

 そんな宇野はブレッシン監督について「よく声をかけてくれますし、常にコミュニケーションを取ってくれます。ドイツに来て日が浅い自分にとっては大きな支えです。チームが苦しい状況にある中で出番を与えてくれたことは、僕を信頼してくれている証拠だと思います」とコメント。その上で、「その信頼に応えたいですし、これからも懸命に努力し、成長を続け、できるだけ多くの試合に出場してチームの力になりたいです」と意欲を示した。

 宇野に加えて、板倉滉、橋岡大樹、町野修斗も在籍しているボルシアMG。新監督のもとで苦境を抜け出すことができるだろうか。

【動画】宇野禅斗がブンデスデビューも…日本人4名を擁するボルシアMGは開幕5連敗