『幸せカナコの殺し屋生活2』(DMM TVにて独占配信中)で、殺し屋のカナコと先輩・桜井として再びバディを組んだのん(33)とKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔(ふじがや・たいすけ/39)。後編では、新キャストを迎えた現場で再び発動した、のんの人見知りエピソードや、久々の再会で感じた安心感、撮影現場で起きた爆笑ハプニングについて語ってもらった。
◆「幸せカナコの殺し屋生活2」
本作は、SNSでの累計いいね数200万超え、累計発行部数120万部を突破している若林稔弥氏による同名4コママンガ(星海社COMICS)を実写化したシリーズの第2弾。ブラック企業を辞め、殺し屋会社に転職した西野カナコ(のん)が、職場の先輩であり相棒の桜井(藤ヶ谷)とともに奮闘する姿を描くエナジードリンク系アクションコメディだ。
シーズン2では、凄腕殺し屋・アド役で森川葵、ブラックな暗殺組織に属するミステリアスな少女・ナナ役で髙橋ひかる(※「高」ははしごだかが正式表記)、人の嘘を見抜く鋭さを持つ16歳・ユイ役で鈴川紗由が新たに参戦。監督はシーズン1に引き続き、英勉氏が務める。
◆のん、人見知り発動で監督が藤ヶ谷太輔に緊急要請
― 今回、アド、ナナ、ユイの3人が加わって、人間関係がまた少し複雑になりましたが、新キャストを迎えての撮影はいかがでしたか?
藤ヶ谷:自分が出ていないシーンは、完成した映像を観て初めて「こうなってたんだ!」と知ることが多いんです。4人(カナコ、アド、ナナ、ユイ)のカジノでのアクションシーンに僕は出ていなかったんですけど、台本ではそれほど長くないのに、撮影は相当大変になるんだろうなと思っていて。練習も見ていたし、1つのアクションにどれだけ時間がかかるのかも知っているので、実際に観たときは拍手するぐらいかっこよかったです。息を飲むようなスピードでキャラクター紹介もできていて、それぞれのアクションもあって、本当にかっこいいなと思いました。
のん:すごく楽しかったです。殺し屋同士なんだけど、ガールズトークみたいな和やかなシーンが挟まっていたり、打ち上げをしていたりするのがおかしくて。カナコはターゲットを始末した直後なのに、本当に普通の会社の打ち上げみたいなノリで参加しているので(笑)。その感じでみんなでワイワイしているのが面白くて、演じていてとても楽しかったです。
藤ヶ谷:シーズン1のときに、のんちゃんが「藤ヶ谷さんと一緒に作品をやるようになって、人見知りがなくなりました」と話していたんです。でも今回、4人のシーンの最後に桜井が合流する撮影があって、僕は夕方入りだったんですけど、現場に着いた瞬間に英監督が駆け寄ってきて「藤ヶ谷さん、大変です!早く現場に入ってください!」って。「どうしたんですか?」と聞いたら、「のんちゃんの人見知りが発生してます」って(笑)。新しい3人に対して、撮影の前半は人見知りしてたよね。やっぱり発動してた?
のん:はい、人見知りしてました。できるだけ隅っこに行って隠れていました(笑)。
― 少しずつ距離は縮まりましたか?
藤ヶ谷:大丈夫になってたよね。
のん:はい!
藤ヶ谷:4人でガールズトークみたいな話をしているからさ。待機場所で5人一緒だと、僕だけ年齢も高いし、コスメの話とかも知らないし。僕が人見知りみたいになってました。本当の桜井みたいな(笑)。
― ガールズトークができるまでの関係を築けたんですね!
のん:みなさんすごくコミュニケーション力の高い方だったので、楽しくお話できました!
藤ヶ谷:のんちゃんが出ているドラマとかを観ているときに、僕はカナコの現場ののんちゃんしか知らないから、空き時間にちゃんと喋ってるのかな?っていつも思ってる(笑)。
のん:自分の巣をちゃんと作って、そこに逃げながら、持ち時間にはコミュニケーションを取っていました。
藤ヶ谷:取ってるんだ!
のん:お恥ずかしいんですけど、「藤ヶ谷先輩みたいに」って思ってコミュニケーションを取っていました。
藤ヶ谷:なんじゃそりゃ(笑)。上手くできた?
のん:わからないですが、でも話してました!
藤ヶ谷:そうなんだ。よかった!
◆のん&藤ヶ谷太輔、久々の再会で感じた安心感
― お二人が再び顔を合わせたときは、どのような雰囲気でしたか?
藤ヶ谷:最初に撮ったのは、社長(渡部篤郎)との3人のシーンで、全話分をまとめて撮影したんだよね。監督も交えて「この感じ、むしろ1よりいける!」という話になって。居心地の良さを感じながら、「もっと2を盛り上げたいね」と話しました。久しぶりの再会だったけど、自然と流れていくような感覚があったし、監督も同じことを言っていました。
のん:すごく安心感があって、リラックスできました。
― シーズン2の撮影では、藤ヶ谷さんに人見知りは発動しなかった?
のん:今回の撮影は大丈夫だったと思います!
藤ヶ谷:確かに大丈夫だったね。1の撮影が終わって、PRイベントまで2ヶ月ぐらい空いたんですけど、あのときは人見知りが出てました。他のドラマのキャストさんもいたので、「ここはチームで助け合わなきゃ」と思ったら、のんちゃんがスッと隠れちゃって(笑)。でも今回のシーズン2は大丈夫だった。
のん:はい!大丈夫でした。すごく安心感がありました。心強かったです!
◆のん&藤ヶ谷太輔、互いに爆笑したシーン
― 共演シーンの多いお二人ですが、現場で思わず笑ってしまったことはありますか?
のん:桜井さんがアドに撃たれた後に、サンドバッグに頭突きしているシーンがすごく面白かったです!しかも、その前のアクション撮影で首を痛めていませんでしたか?
藤ヶ谷:そうそう(笑)。
のん:なのに、気にせずに頭突きしていて大爆笑でした(笑)。
― 藤ヶ谷さんにも爆笑したことは伝えた?
のん:「大丈夫ですか?」と心配していました(笑)。
藤ヶ谷:笑っていたのは知らなかった!僕の前では心配してくれていたので、すごく優しい方だなと思っていたら…大爆笑だったんですか(笑)?人が首を痛めている中、プロ根性でやっているのを見て…(笑)?
のん:いかれてるなと思って(笑)。
藤ヶ谷:(笑)。
― 褒め言葉ですよね!
のん:心配する気持ちがあるからこそ、いろんな感情がそれを追い越していったという感じです。
藤ヶ谷:ちょっとよくわからないです(笑)。
― 藤ヶ谷さんが笑ってしまったシーンはありますか?
藤ヶ谷:あのハプニング、言っていいですか(笑)?桜井が撃たれた後に、カナコが「桜井さん!」と心配するシーンがあるんですけど、僕はワイヤーで引っ張られて、地面に倒れているので、カナコがどうなっているのかわからなかったんです。終わったら、なぜか誰も僕を見ていなくて。一番派手にワイヤーで引っ張られていたのに(笑)。一発本番で体にもすごく負担がかかるシーンだったんですけど、みんな僕のところじゃなくて、のんちゃんのところに行って「のんちゃ〜ん(笑)」みたいになっていたので、何があったのかなと思ったら…。あのとき、ちょっと花粉だったんだよね?
のん:はい(笑)。
藤ヶ谷:桜井が撃たれて心配する顔の寄りのカットをスローで撮っていたんですけど、のんちゃんがくしゃみをして。監督が「のんちゃ〜ん(笑)」と言ったら、「私ですか?」って1回しらばっくれようとしたらしくて(笑)。チームとして最後までいい思い出になりました。ちょっとしらばっくれようとしてたよね?
のん:なかったことにできないかなと思って(笑)。
藤ヶ谷:後々聞いたら、とぼけたら「じゃあ、見間違いか」ってなるかなと思っていたらしいんです。でも「そこまで言うんだったら、映像チェックしよう」となって、みんなで映像をチェックしたら、スローで思いっきりくしゃみしてました(笑)。爆笑でした!
のん:その節は、すみませんでした!
藤ヶ谷:それで、謝罪の差し入れをしてたもんね。「申し訳ございませんでした」って。
のん:藤ヶ谷先輩が大変なシーンだったので申し訳ないと思って。なかったことにはできなかったので、お菓子を差し入れしました。
藤ヶ谷:粉まみれの、くしゃみが出そうなお菓子で…(笑)。
― どのようなお菓子だったんですか?
のん:きなこがいっぱいかかっているお菓子です(笑)。
藤ヶ谷:(笑)。緊張感のある場面から、笑いにできる力みたいなものがこのチームにはあって、いい思い出だなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆のんプロフィール
1993年7月13日生まれ、兵庫県出身。俳優・アーティストとして幅広く活動。映画『この世界の片隅に』(2016)では主人公・すずの声を担当し、『さかなのこ』(2022)では主演を務めた。近年は、映画『私にふさわしいホテル』(2024)、『新幹線大爆破』(2025)、『平行と垂直』(2026)などに出演。
◆藤ヶ谷太輔(ふじがや・たいすけ)プロフィール
1987年6月25日生まれ、神奈川県出身。2011年にKis-My-Ft2としてCDデビュー。ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系/2023)、映画『そして僕は途方に暮れる』(2023)で主演、映画『傲慢と善良』(2024)ではW主演を務めるなど、俳優としても活躍中。