ボーンマスに所属するイングランド代表MFアレックス・スコットの去就に注目が集まっている。13日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在23歳のスコットはブリストル・シティから2023年8月にボーンマスに加入。セントラルミッドフィールダーを本職とし、同クラブでは公式戦通算95試合出場で7ゴール7アシストを記録。今年9月29日に行われたチェコ代表戦に途中出場し、イングランド代表デビューを果たし、今月3日のクロアチア代表戦では先発起用もされていた。
そんなスコットには今夏の移籍市場でも多くのクラブから関心が寄せられ、プレミアリーグのいわゆるビッグ6の全クラブが程度の差こそあれ接触を図り、チェルシーは実際に最大6400万ポンド(約134億円)という条件で打診を行なったものの、ボーンマスは一貫して売却不可の姿勢を貫いていた。
それでも、現行契約が2028年6月30日までとなっているスコットとの新契約締結を望んでいるボーンマスは、昨シーズン終了後から契約延長オファーを2度提示したものの、同選手側に拒否されていたことが報じられており、同選手は数年以内の移籍を望んでいると見られていた。
来年1月の移籍市場でもボーンマスは売却に応じない姿勢を維持することが予想されていたなか、今回の報道によると、代理人との最終的な話し合いを経て、クラブ上層部は来年1月に約1億ポンド(約210億円)のオファーが届けば、スコットの売却を容認する意向に方針転換したという。
ただこれには金額以外にも条件がある模様で、来年1月の移籍市場を迎えた際のボーンマスのプレミアリーグの順位が重要になり、もしチームがリーグ下位に低迷している場合には残留を確実にするためにスコットを必要と判断する可能性もあることが報じられている。
なお、スコットには依然としてチェルシーとリヴァプールが関心を示しており、昨季までボーンマスを率いていたアンドニ・イラオラ監督が在籍するリヴァプールが有利な立場にあると見られている一方で、チェルシーに関しても以前からスコットの代理人側が獲得交渉を進めるよう働きかけていた経緯があり、両クラブに獲得の可能性があると伝えられている。
プレミアリーグ全体でミッドフィールダー獲得への支出がかつてない水準に達しているという市場の状況もあり、ボーンマスは不本意ながら、希望する評価額が満たされればスコットを放出する用意があるという結論に至ったようだが、果たして来年1月の移籍市場で同選手は移籍することになるのだろうか。