大雨被害に負けず地酒の祭典 千葉市

航空機産業 世界的な拡大続く

 千葉県内18の酒蔵が集う「千葉の酒フェスタ」が千葉市で開かれ、愛好家たちが地酒を飲み比べた。主催する県酒造組合の池田亨会長によると、8月の豪雨や台風25号で浸水した蔵もあったが、酒に被害はなかった。
 「福祝」を造る藤平酒造は、蔵の裏の土砂崩れが手付かずで、今年の酒造りを遅らせるという。それでも2001年から出店を続けるこのイベントには参加。麹(こうじ)師の藤平淳三さん(54)は「少しでも来場者を楽しくできれば」と語った。
 きき酒選手権の県代表選考で優勝して表彰された同県八千代市の中野目滉介さん(32)は、2年前に出場したときは圏外で、以来、酒の風味を言葉にしてきた。堤防が決壊した印旛沼のそばを通勤しており、「酒蔵が無事なようで安心した」と話した。
 日本酒の出荷量が減る中、池田会長は「また毎晩の晩酌になってほしい」と願った。【もぎたて便】

〔写真説明〕蔵元のブースで地酒を飲み比べる来場者ら=3日、千葉市美浜区