フライブルクを率いるユリアン・シュスター監督が、退場した日本代表MF鈴木唯人に言及した。11日、ドイツメディア『Get Football News Germany』が伝えている。
ブンデスリーガ第5節が11日に行われ、フライブルクはシャルケと対戦。10分にマキシミリアン・エッゲシュタインが先制点を決めると、30分に同点に追いつかれたなか、64分には鈴木が2枚目のイエローカードをもらったことで退場となった。それでも、69分から途中出場した後藤啓介が85分に頭で勝ち越しゴールをマーク。後藤の記念すべきブンデスリーガ初ゴールが決勝点となったフライブルクは、数的不利な状況から2-1での勝利を収めた。
この勝利で得失点差の関係で首位に浮上したフライブルク。試合後の記者会見に出席したシュスター監督は、鈴木が退場したことについて聞かれると、「シャルケ戦では起こり得ることだ」と語った一方で、冷静さを失ったことへの苦言も口にした。
「感情のコントロールを失い、次のプレーへの集中を欠いてしまう。それは良くないことだ。その点はユイトにもチームにもはっきりと伝えた。だが結局のところ重要なのは、思い通りにいかない時にどう振る舞うかということだ」
それでも、シュスター監督は「今日、チームはユイトを支えていた」と数的不利となってから、一人少ない状況を感じさせない戦いぶりを見せたチームへの賛辞を送った。
「途中出場した選手たちもユイトを助けていた。素晴らしいサポートをしてくれたファンと共に、一人少ない状況を感じさせないような戦いぶりを見せてくれた。そして、(シャルケの)ミロン(・ムスリッチ監督)が先ほど(戦術的な)対応について語ったことは、我々のチームにとって大きな賛辞と言える。彼らは見事にそれを成し遂げたんだ」
「我々監督にとって、数的優位や数的不利の状況を想定してプレーすることは難しい課題だ。そして、選手たちがその重要性を理解していることも大切だ。水曜日の練習で『数的不利な状況での守備を練習しなければならない』と私が言っても、選手たちにとっては楽しいことではないからね」
「しかし、そうした状況に対応するためには、それが必要だ。だから、シャルケ、そしてミロンに賛辞を送る。また、数的不利な状況で勝利への道を見出したチームにも賛辞を送りたいと思う。今日は非常に重要な経験となった。ありがとう」
【ハイライト動画】鈴木唯人が退場も…後藤啓介のブンデス初勝利でフライブルクが首位浮上!