2026/27明治安田J1リーグ第9節が10日に行われ、京都サンガF.C.とFC町田ゼルビアが対戦した。
およそ3週間の中断期間に入っていた2026/27明治安田J1リーグが、今週末より再開する。京都はここまで2勝2分4敗の勝ち点「8」獲得にとどまり、現在は14位に沈んでいる。対する町田は、ここまで5勝2分1敗と、勝ち点「17」を積み上げ、試合直前の暫定順位表では5位に位置する。中断期間前の第8節で柏レイソルに2-4で破れるまでは無敗を維持しており、上位争いをリードしてきた。
京都はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、町田はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場しており、ここからはおよそ1カ月間にわたる長期連戦がスタートする。
なお、両チームは10月3日に行われた2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ4回戦で対戦しており、今回のゲームはホームとアウェイを入れ替え、1週間後の“再戦”となる。当時はスコアレスで120分間が終了し、PK戦の末に町田が勝利していた。
“リベンジ”を目論む京都と、“連勝”を狙う町田のゲームは、キックオフ直後から京都が攻勢を強める。ラファエル・エリアス、中野瑠馬がゴールに迫るシーンを作り出すも、先制点とはならず。対する町田も22分、ボックス内でロングフィードを収めたテテ・イェンギが、持ち出しから右足を振ったものの、シュートはポストに嫌われる。
京都にとってのアクシデントは25分、ラファエル・エリアスが接触プレーの直後、左肩を抑えてピッチ上に倒れ込む。プレー続行は難しく、アレックス・ソウザとの交代でピッチを後にした。
後半に入ってもスコアレスで時計の針が進む。より攻撃の勢いを示したのは京都で、新井晴樹や中野瑠馬らが足を振る場面も作るが、いずれも均衡を破るには至らず。
町田もチャンスシーンは限られていたものの、62分には左サイドを縦に突破した相馬勇紀のクロスボールから、望月ヘンリー海輝がヘディングシュートを放つ。“日本代表コンビ”の攻撃で一つ形を作ったが、GKハウスに阻まれた。
京都にとって、最大のチャンスは74分に生まれた。敵陣左サイド高い位置で、新井晴樹とエベルトン・マセイオが望月ヘンリー海輝を囲い込み、ボールを奪い取る。左サイドから中央へドリブルしたエベルトン・マセイオが、ボックス内へ預けると、反転したアレックス・ソウザが岡村大八を抜き去り、左足を振り抜く。シュートは枠を捉えたが、町田の守護神・谷晃生のビッグセーブによって、ゴールとはならなかった。
一方で、町田も79分、ペナルティエリア手前でボールを持ち出した昌子源が、左足でミドルシュートを放つと、ディフレクトしてコースが変わったボールは枠を捉えたが、GKハウスに弾き出される。さらに83分、ペナルティエリア手前中央で明本考浩からのパスを受けた小川航基が、反転からタイミングをずらして右足を振ったが、シュートはわずかに枠を外れた。
このまま試合終了かと思われたものの、86分に均衡が破れた。相馬勇紀の蹴った左コーナーキックは跳ね返されたものの、町田はセカンドボールを回収して2次攻撃へ。トーマス・アウエヤンが浮き球のボールを放り込むと、うまくフリーになった小川航基がヘディングシュートを放つ。ここはGKハウスに阻まれたものの、こぼれ球に反応した明本考浩が左足で豪快な一撃を突き刺し、町田が均衡を破った。
試合はこのままタイムアップ。2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ4回戦のゲームも含めると、“206分”で均衡が破れ、町田がリーグ戦で3試合ぶりの白星を手にした。暫定2位に浮上している。一方で、京都は2試合ぶりの黒星となっている。
この後、両チームはアジアの戦いが控えている。京都は13日、ACLEのリーグステージ第2節でラーチャブリーFCとホームで対戦。一方、町田は15日、ACL2のグループステージ第2節でタンピネス・ローバーズのホームに乗り込む。
【スコア】
京都サンガF.C. 0-1 FC町田ゼルビア
【得点者】
0-1 86分 明本考浩(FC町田ゼルビア)
【ゴール動画】明本考浩が左足一閃! ゴール後にはゆりかごダンスも