エヴァートン売却の可能性が浮上…TFGによる買収から約2年「今こそ次の章を検討すべき時期」

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 エヴァートンは9日、オーナーであるフリードキン・グループ(TFG)がクラブ経営権の売却を検討していることを発表した。

 アメリカのヒューストンに拠点を置き、セリエAのローマのオーナーも務めるTFGは2024年12月に4億ポンド(約838億円)超と見られる取引でエヴァートンを買収。財政難に揺れていたクラブに財務的安定をもたらし、『グディソン・パーク』に代わる新たな本拠地『ヒル・ディッキンソン・スタジアム』の完成にも注力したが、買収からわずか2年足らずで売却を検討しているという。
 
 クラブは公式声明にて「TFGはエヴァートン・フットボール・クラブの経営権(支配権)の売却の可能性も含め、同クラブへの新たな投資の選択肢を検討している」と発表。その上で、TFGの尽力によってクラブの基盤が整った今こそ『次の章』を検討すべき時期であり、適切な運営者になり得ると判断した相手から関心が寄せられた場合にのみ、売却を含めた選択肢を検討すると明かした。

「TFGがエヴァートンの運営を担うことになった際、クラブは深刻な財政的不安に加え、ピッチ内外で数多くの課題に直面していた。当面の最優先事項は、クラブの将来を確かなものにするため必要な安定性、投資、そして支援を提供することだった。クラブを支える素晴らしいサポーターのために、長年約束されてきた新スタジアムを完成させることもそこに含まれていた」

「その強固な基盤が整った今こそ、エヴァートンの『次の章』を検討すべき適切な時期であると考えている。我々はクラブを前進させ、これまで築き上げてきた勢いをさらに発展させていくのに相応しい運営者であると強く確信できる相手からの関心のみ、検討対象とする」

 その上で、エヴァートンは「このプロセスを通じて、TFGの姿勢が変わることはない。我々はピッチ上での成功を収めるために必要なあらゆる面でクラブを支援し、クラブが関わる地域社会に良い影響をもたらすための取り組みを継続していく。この検討が進められている間、TFGおよびクラブはこれ以上のコメントを控える」と強調している。