スウェーデンの防衛企業サーブは2026年10月8日、タイのスティダー・バジュラスダビマララクシャナ王妃が、JAS-39C「グリペン」戦闘機で初の単独飛行を実施したと発表しました。
現役王妃として史上初か
スウェーデンの防衛企業サーブは2026年10月8日、タイのスティダー・バジュラスダビマララクシャナ王妃が、JAS-39C「グリペン」(以下、グリペンC)戦闘機で初の単独飛行を実施したと発表しました。
グリペンCは単座型の機体で、現職の王妃が戦闘機を単独操縦したのは史上初とされています。タイでのグリペン運用開始15周年という節目の年に、快挙を達成しました。飛行は、タイ南部スラートターニー県にあるタイ王国空軍の第7航空団基地で行われたとのことです。
スティダー王妃の訓練は、タイ王国空軍の基準に従って実施されました。グリペンへの搭乗に備え、ピラタスPC-9ターボプロップ練習機やL-39アルバトロス・ジェット練習機による飛行訓練を行ったほか、グリペンのフライトシミュレーターでも訓練を重ねました。さらに、複座型のJAS-39D「グリペンD」では、教官とともに計10時間の飛行訓練を実施しました。
なお、スティダー王妃の総飛行時間は、全機種を合わせて1,188時間を超えるとされています。ボーイング737-400型機や737-800型機を含む、複数の小型機および民間航空機の操縦資格も保有しています。
スティダー王妃は、王妃に即位する以前からタイ陸軍やタイ空軍で訓練を積んできました。また、タイ王室とタイ空軍の関係は深く、国王のラーマ10世も、公式訪問などの際に自ら王室専用機を操縦することがあります。
【ホントに王妃が操縦してる!】飛行中のグリペンCでの様子(動画)