未来の“相棒”戦闘機に“第3の選択肢”登場! ノースロップ・グラマンが新型機の初飛行成功を映像公開!

航空機産業 世界的な拡大続く

ノースロップ・グラマンは2026年10月6日、開発中の「協調型戦闘航空機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)」の無人機であるYFQ-48A「タロン・ブルー」が初飛行に成功したと発表しました。

さらに増える無人戦闘機!

 ノースロップ・グラマンは2026年10月6日、開発中の「協調型戦闘航空機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)」の無人機であるYFQ-48A「タロン・ブルー」が初飛行に成功したと発表しました。

 この機体は、有人戦闘機と連携し、敵の防空網が存在する脅威度の高い空域への進出といった、パイロットにとって高リスクな任務を代替することが想定されている無人機です。

 有人機を補佐するために空戦を行うことも想定されており、無人戦闘機を示す「F」の表記が、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)のYFQ-42A、アンドゥリル・インダストリーズのYFQ-44Aに続き、3番目に与えられた機体でもあります。

 YFQ-48Aは、モジュール化設計とデジタル製造技術を採用している点が特徴です。これにより、部品点数や重量の削減を通じて、生産期間の短縮とコスト抑制を図っています。これは、CCAにおいて求められる「低コストかつ迅速な取得」というアメリカ空軍の調達方針とも合致するものだといいます。

 また、ノースロップ・グラマンは、自律制御ソフトウェアの開発基盤として「Talon IQ」と呼ばれるテストベッド・エコシステムを整備。実績のある飛行用自律ハードウェアとの統合技術を活用し、パートナー企業とともにソフトウェアを継続的に高度化できる体制を構築しているとのことです。

 なお、既に先行しているCCAのYFQ-42AはFQ-42A「ヴェンジェンス」に、YFQ-44AはFQ-44A「フューリー」と、試作段階を示す「Y」が取れ、正式採用となっています。通常、有人機の場合、正式採用機が決まった段階でほかの機体は開発終了となるケースが多いですが、CCAの場合、アメリカ空軍は「継続的な競争」を掲げています。

 つまり、自律飛行やミッションソフトウェアなどの分野では今後も競争を継続させることで、より優れた性能やアップデートを実現していく体制を目指しているというわけです。そして、今回のCCA計画では最終的に約1000機規模の調達が見込まれており、1社に生産を集中させることで生じる生産遅延などのリスクをあらかじめ回避するという意味でも、こうして複数企業のCCAの性能を見ているようです。

【おお、飛んだ!】ついに初飛行を果たしたYFQ-48A「タロン・ブルー」(動画)