東京V、新監督に相馬直樹氏の就任を発表「何よりも勝利のために…」

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 東京ヴェルディは8日、相馬直樹氏が監督に就任することを発表した。

 東京Vでは2022年6月から城福浩前監督が指揮を執り、2023シーズンにはJ1昇格を果たしていたが、2026/27明治安田J1リーグは開幕8試合未勝利(4分け4敗)で19位に低迷していた状況から、今月5日に城福前監督との解任が発表されていたなか、後任は相馬氏が務めることが決定した。

 現在55歳の相馬氏は現役時代に鹿島アントラーズや東京ヴェルディ、川崎フロンターレでプレー。現役引退後はFC町田ゼルビアや川崎Fで監督を務めたほか、U-20日本代表やモンテディオ山形などでもコーチを歴任。2020シーズンには鹿島のトップチームコーチに就任し、2021年4月からは鹿島で監督を務めた。2021シーズン限りで退任後、2022年5月に現:RB大宮アルディージャでも約1年間監督に就任し、2025年は鹿児島ユナイテッドFCでGM兼監督を務めていた。

 新監督就任が決定した相馬氏は東京Vのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「東京ヴェルディを応援してくださるファン・サポーターの皆さま、力強く支えてくださるホームタウン、パートナーの皆さま、このたび監督に就任いたしました相馬直樹です。ヴェルディという輝かしい歴史を持つクラブで指揮を執れることを大変誇りに思います。『NO LIMIT!』何よりも勝利のために私自身が限界を作らず取り組んでいきます。皆さま、一緒に戦い、勝利をともに分かちあいましょう。どうぞよろしくお願いいたします」

 また、相馬氏の新監督就任に際し、東京ヴェルディ株式会社の代表取締役社長の中村考昭氏、代表取締役副社長の栗田大輔氏、強化部長の江尻篤彦氏の連名でファン・サポーター、関係者に向けて以下のように声明を発表している。

「日頃より東京ヴェルディに温かいご声援、ご支援をいただき、誠にありがとうございます。ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、そしてホームタウンの皆様をはじめ、東京ヴェルディを支えてくださるすべての皆様に、心より深く感謝申し上げます」

「この度、東京ヴェルディは相馬直樹氏を新監督に迎えることといたしました。東京ヴェルディには、クラブとして大切にしている価値観があります。それは、『挑み続け、感動を超える』ということです。振り返ると、この数年間は、まさにその価値観を体現した時間だったと思います。J1昇格を果たし、その舞台で戦い、多くの皆様に感動を届けることができました」

「しかしJ1復帰から3シーズン目を迎えた今、私たちが目指すべきは単にJ1にとどまることではありません。『J1で上位に進出し、優勝を本気で掴み取れるクラブ』へと着実に成長を遂げていくことこそが、今の東京ヴェルディにとって極めて重要であると感じています。まずは、これまで積み重ねてきた全員のハードワークに基づく『前線からのプレスの連動』による守備を再整理し、『失点ゼロ』に徹底的にこだわること。そして、高い位置で奪ってからのショートカウンターによる得点力を取り戻すことです」

「さらにそれにとどまらず、相手陣内でボールを支配し、ゴール前の迫力ある攻撃によって得点を高めていくこと、そして強くて巧い個人がクリエイティブに絡み合ってゴールを奪い切ることが、今まさに求められています」

「新監督として相馬直樹氏を迎えるに至った背景には、同氏が持つ選手としての実績および豊富な監督経験、積極的なプレスと組織的な守備の構築に優れ、常に『ゴール』を最優先とする勝負への強いこだわりがあるからです。これまで城福前監督が積み重ねてきた守備をさらに整理・発展させ、スムーズな攻撃への移行を可能にしてくれると確信しています。また攻撃面においても、ゴール最優先の思考と各選手の個性・アイデアを融合させたフットボールを、コーチ陣とともに構築してくれることを強く期待しております」

「そして、招聘の最大の決め手となったのは、相馬新監督が私たちが目指すこれからの未来像に強く共感し、『共に歩みたい』と申し出てくれたことです。東京ヴェルディの未来に心から共鳴し、共に戦う熱い意志を示してくれたことこそが、相馬氏にクラブの未来を託す決定打となりました。強化部をはじめクラブ全体が一体となり、新監督がその手腕を最大限に発揮できるよう、全力でサポートしてまいります」

「東京ヴェルディが相馬新監督のもとで志向するのは、『攻守に相手を圧倒し、やる者も見る者も魅了するフットボール』です。勝利への魂、あふれる個性、そして『強さと巧さ』が融合し、人とボールが躍動するフットボールを展開します」

「ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、ホームタウンの皆様をはじめとするステークホルダーの皆様におかれましては、これからも変わらぬ情熱と温かいご声援で、東京ヴェルディと共に戦っていただけますようお願い申し上げます」