政治的緊張のアイルランド対イスラエルで唾吐き行為が発生か…UEFAが調査開始へ

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は6日、UEFAネーションズリーグ(UNL)のアイルランド代表対イスラエル代表戦で発生した事案について調査を開始したことを発表した。

 UNL2026-27のリーグBグループ3第4節が現地時間4日に行われ、アイルランド代表とイスラエル代表が対戦。政治的な背景から中立地セルビアのバチュカ・トポラで行われた一戦は、1-1の引き分けに終わっていた。

 アイルランドは2024年にパレスチナを正式に国家として承認して以降、イスラエルとの関係が悪化。国内では対戦ボイコットを求める声も上がっていた。先月27日に行われた第2節での同カードでも、アイルランド側が黒い喪章を着用したほか、試合前の握手を拒否するなど政治的な緊張感を生んだ顔合わせとなっていた。

 そして今回のリターンマッチでは、ハーフタイムにトンネル内で事件が発生。試合後の報告書にてUEFAは「ハーフタイム中にトンネル内またはその周辺で発生した事案について、アイルランド側より申し立てがあった」と事実を認めた。アイルランド紙『アイリッシュ・タイムズ』によると、イスラエル代表の選手がアイルランドのフィットネスコーチに対して唾を吐きかける行為があったとされており、UEFAもこの件での調査の開始を発表している。

 また、アイルランド代表を率いるヘイミル・ハルグリムソン監督は、試合前からイスラエル側からの挑発行為があったと主張。「選手たちが冷静さを保ったことを高く評価したいと思う。カードが飛び交う試合になってもおかしくなかったが、選手たちは冷静さを保っていた」とコメント。さらにイギリスメディア『ガーディアン』によると、同指揮官は今後両国が同一グループに入らないようUEFAへ要請したという。

 さらに同メディアは、UEFAが不適切な行動を理由にイスラエル人ジャーナリスト2名をアイルランドの試合後の記者会見への出席を禁止したことを報じている。