つながった「名古屋の半環状線」4車線はどこまで延びる? 残る「未整備区間」 将来は“高速までスイスイ”

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愛知県長久手市に開通した「瀬戸大府東海線バイパス」。途切れた区間はつながりましたが、新区間の先は2車線のままです。今後はどうなるのでしょうか。

名古屋近郊の半環状線、新区間の先は昔ながら

 愛知県長久手市で2026年8月16日、都市計画道路「瀬戸大府東海線バイパス」の未開通部約0.9kmが開通しました。これまで山に隔てられて途切れていたバイパスが一つにつながったことで、未開通部のすぐ南に位置するイオンモール長久手も「アクセスしやすくなりました」とアピールするほど。沿道施設への自動車アクセスにも変化が出ています。

 瀬戸大府東海線は、瀬戸市から長久手市、日進市、東郷町、豊明市を経由し大府市、東海市に至る38kmです。名二環(国道302号)よりも外側、名古屋近郊の東側から南側にかけてを半環状に結ぶ路線として、大部分が4車線で整備されています。イオンモールをはじめ大型の商業施設も多く立地している路線です。

 ただ、今回の開通区間より北側の現道は2車線に狭まります。この長久手市から瀬戸市にかけての「未整備区間」についても、拡幅の動きがあります。2026年3月、今回の開通区間から北側の約900mについて都市計画変更が決定されました。

 ただ、路線としては瀬戸市の中心、尾張瀬戸駅付近まで通じているものの、4車線区間は瀬戸市街地まで続くわけではありません。4車線区間の終点となるのが幡西町交差点です。ここから北側の瀬戸市街地は大部分が2車線ですでに完成しています。

 4車線区間の終わりとしては中途半端なようにも思えますが、じつはこれも、将来の道路ネットワークを考慮してのもの。幡西町交差点には将来的に、瀬戸市の「第3環状線」が接続する計画となっています。

 この第3環状線は、尾張旭市の森林公園東から国道363号の長根交差点(GENKY西長根店前)までが供用されている路線で、そこから瀬戸大府東海線と交わり国道248号「瀬戸東バイパス」に直結する計画となっています。瀬戸東バイパスは東海環状道のせと赤津ICへのアクセス道路です。

 第3環状線の多くはまだ事業化されていませんが、実現すれば瀬戸大府東海線は瀬戸市街の手前まで4車線、そこから尾張旭や東海環状道方面へと交通を分散することとなります。