国土交通省関東地方整備局は、国道357号の千葉県船橋市内で進めている東京方面の3車線化拡幅工事に伴い、大規模な走行車線の切り替えを行うと発表しました。10月20日から段階的に実施されます。
2段階で車線を切り替え
国土交通省 千葉国道事務所は2026年9月30日、国道357号「東京湾岸道路」の千葉県船橋市栄町にある「末広橋」で、東京方面(海側)の3車線化拡幅工事に伴う走行車線の切り替えを行うと発表しました。
この工事は、末広橋のつなぎ目部分の取替を行うためのもので、期間ごとに通行できる車線が変更されます。
車線切り替えは2段階で実施されます。まず第1段階として、10月19日(月)22時から翌20日(火)5時にかけて、現在通行できる車線の中央部分を作業帯とするための工事が行われます。
これにより、10月20日から11月9日ごろまでの期間は、走行車線が中央の作業帯を挟んで両側に振り分けられる形となります。
続く第2段階は、11月10日(火)ごろから12月中旬までの約1か月間です。この期間は、追い越し車線側が作業帯となり、通行可能な車線は海側の2車線に集約されます。
立体はしないけど拡幅でなんとか!
今回の工事は、国道357号の慢性的な渋滞を緩和するために進められている3車線化事業の一環です。
国道357号は京葉工業地域の重交通を担う大動脈ですが、一部に残る2車線区間が交通のボトルネックとなっています。特に船橋市内は、平日の通勤ラッシュや休日の買い物客などで慢性的な渋滞が発生しており、末広橋の東側の栄町交差点や、県道船橋我孫子線(通称船取線)が交わる若松交差点を中心に慢性的な渋滞が発生。1都2県にまたがる東京湾岸道路全体で最も混雑するエリアです。
今回の事業は、東京方面行きの車線を2車線から3車線へ増やすことで交通容量を拡大し、渋滞の緩和を図るものです。船橋市内の区間は、二俣川や海老川など交差する河川が多く、そのたびに橋を架け替える必要があるため、他の区間に比べて拡幅が難しいエリアとされています。
また、船橋市域では他のエリアのような交差点を高架でバイパスする立体化の計画はなく、地上の拡幅工事が渋滞解消の鍵を握ります。
なお、末広橋の拡幅工事全体は、2028年2月26日までの期間で予定されています。千葉国道事務所は、工事期間中は案内看板に従って通行するよう、理解と協力を呼びかけています。