三菱「下関造船所」が拡張へ 経済安全保障にらみ投資額1000億円 関門海峡じゃない「人工島」に新工場

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三菱重工業と三菱造船は、山口県下関市に新工場を建設すると発表しました。

経済安全保障の観点から強化

 三菱重工業と三菱造船は2026年10月2日、山口県下関市の人工島「長州出島」の産業振興用地を取得する契約を締結したと発表しました。

 現在の関門海峡に面した下関造船所江浦工場から一部の機能を移管し、船体ブロックの製造工場を新設して生産体制の強化を図ります。世界的な海上輸送需要が高まるなか、中長期的な競争力強化を目指すとしています。

 経済安全保障推進法に基づく特定重要物資に「船体」が追加されたことを受け、同計画は国土交通省から供給確保計画の認定を受けました。投資金額約1000億円のうち、最大400億円の助成を受ける予定だそうです。

 新工場建設地となる長州出島は市の西海岸にあたる垢田地区から長州出島大橋でつながる人工島です。国道191号や旧「彦島有料道路」にあたる県道252号を通じ、彦島にある江浦工場ともアクセスが容易。また、旧彦島有料道路には今後、北九州小倉へとつながる「下関北九州道路」が接続する見込みです。