“無敵の王者”が示した際限なしの向上心…スペイン代表指揮官「自分たちの成功に溺れたくない」

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 スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、29日のクロアチア戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 EURO2024とFIFAワールドカップ2026の王者は29日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2026-27・グループA1第2節でクロアチア代表と対戦。開始早々に“らしさ”全開のパス回しから先制点を奪うと、一度は追いつかれたものの、ラミン・ヤマルのドブレーテの活躍で4-1と快勝。改めて自らを“無敵艦隊”だと誇示するように、公式戦無敗記録を『41』に、国際Aマッチ無敗記録を『40』にまで伸ばした。

 試合後、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が記者会見に出席。現状の結果に驕らず、さらなる“改善”と“成長”を強調した65歳の指揮官は、「私は根っからの完璧主義者だから、どんな時も改善の余地はあると思っている。選手たちも同じだ。彼らには大きな成長の可能性がある。とても若いチームだからね。ここはピークじゃないんだ」としつつ、「いつの日か、手痛い敗北を経験するかもしれない。そうなれば、周囲の評価や論調も変わるはずだ。我々はもっと強くなれるからこそ、自分たちの成功に溺れるようなことは避けたい」と慢心に対する忌避感と、際限なしの向上心を述べた。

 また、この日2ゴールのヤマルにも言及。バロンドール賞の最有力候補に挙げられる19歳については、「ラミンはさらに成長し、自分がどのような選手であるかを世界に証明したいと強く願っている。とても謙虚で、その姿勢がより偉大な選手とたらしめている。我々はこれまで、彼の魔法のようなプレーを楽しんだ。この先、彼のプレーとチームプレーへの貢献は、さらに大きな評価を集めることになるだろう。ラミン・ヤマルを擁していることは、チームにとって幸運なこと」とコメントした。

 そして、「バロンドールは我々に与えられるべきだと言えるだろう」と口にしたデ・ラ・フエンテ監督は、「だって、スペインの選手こそが世界一だからね。ファビアン(・ルイス)、ラミン、ロドリ、(マルク・)ククレジャ、フェラン(・トーレス)…誰であろうとも、彼らがその実力にふさわしい評価を受けることを願っている」と北中米W杯優勝という結果が考慮されるべきだ、と語っている。

 そんなスペイン代表の次戦は、来月3日のチェコ戦となる。

【まさに無敵艦隊】スペイン代表が4発快勝