ウクライナ陸軍は現在、ドローンをフル活用した攻勢作戦「ヴィヴァルディ」を遂行していおり、地上ドローンによる新たな戦術により敵陣地を粉砕する戦果を挙げました。
「戦争の歴史上、かつてない戦術」とアピール
革新的な無人機戦術を生み出し続けているウクライナ軍が、地上ドローン(UGV)による新たな突撃戦術を成功させました。東部ウクライナのドネツク州で現在進行している攻勢作戦「ヴィヴァルディ」での出来事です。攻勢の主力部隊であるウクライナ陸軍第3軍団が、2026年9月27日にSNSへ投稿しました。
ウクライナ陸軍の無人機部隊「NC13」が、ブルガリア製「ブルスパイク」携行ロケット弾発射機を2基搭載したUGVにより敵陣地を攻撃するとともに、車両そのものを陣地に突入・自爆させることで、これを粉砕する戦果をあげました。
第3軍団は投稿で「攻撃し、心理的圧迫を加え、そして陣地を掃討するという3つの任務をUGVだけで、歩兵を危険に晒すことなく実行した」「敵は突撃部隊による攻撃と誤認した」と説明、「戦争の歴史上、かつてない戦術」であると、その戦果を誇っています。
NC13は、昨年2025年9月に第3独立強襲旅団隷下で設立された実験的なUGV中隊であり、自らを「世界初のUGV打撃専門部隊」であるとしています。今回の「ヴィヴァルディ」作戦では、重爆撃型飛行ドローンにより敵後方にUGVを空中輸送するという、世界初の“無人機だけの空中機動作戦”も実行しました。
「ヴィヴァルディ」作戦は、空陸の無人機を前面に押し立てた世界で初めての攻勢作戦として大きな注目を集めており、第3軍団によれば9月下旬までに最大125平方キロメートルの領土を奪還したとのことです。
【映画ような突撃戦術】地上ドローンが敵陣地を粉砕!(動画)