ウクライナ保安庁(SBU)は2026年9月19日、ロシア製のジェット推進式自爆ドローンを撃墜した際の映像を公開しました。
デルタ翼型のドローンで迎撃か?
ウクライナ保安庁(SBU)は2026年9月19日、ロシア製のジェット推進式自爆ドローンを撃墜した際の映像を公開しました。
「ゲラン5」と呼ばれるこのドローンは、全長約6m、翼幅最大5.5mで、約90kgの弾頭を搭載可能とされています。最大950kmの航続距離を持ち、長距離を自律飛行して目標を攻撃する自爆ドローンです。
同機は、これまで使用されてきたイラン製の「シャヘド136」や、同機を基にロシアで生産されている「ゲラン2」とは異なり、プロペラではなくジェットエンジンで推進することが特徴です。中国製の「TELEFLY TF-TJ2000A」ターボジェットエンジンを搭載しており、巡航速度は450~600km/hに達するとされています。高速化したことで、従来の迎撃手段では撃墜が難しくなっています。
ゲラン5は2026年から投入され始めた新型ドローンで、ここ数か月で生産数が増加しており、それに伴ってウクライナ側への被害も拡大しているとされています。インフラ攻撃などでは、同じく新型の巡航ミサイルとされる「バンデロール」と併用されることもあります。
ウクライナ側はこのドローンに対抗するため、デルタ翼型の迎撃ドローンなどを投入しています。9月19日には、迎撃ドローンを使って初めてゲラン5を撃墜したと発表しました。今回公開された映像に映っている迎撃の様子は、この新型迎撃ドローンによって撃墜された機体を撮影したものとみられます。
【動画】ジェット推進タイプを撃墜! 新型迎撃ドローン実力