フランクフルトに所属するFWユネス・エブヌタリブがドイツ代表を選択した理由を明かした。22日、ドイツメディア『キッカー』が同選手のコメントを伝えている。
現在22歳のエブヌタリブは、2024-25シーズン途中までレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(4部リーグ相当)のギーセンでプレーし、2025年1月に当時2部のエルフェアスベルクへステップアップ。同クラブでは公式戦25試合で12ゴールを挙げる活躍を披露すると、今年1月にフランクフルトへの完全移籍を果たした。
昨季後半戦は負傷もあり、フランクフルトではリーグ戦5試合の出場に留まったが、今シーズンはブンデスリーガ開幕節でハットトリックを記録するなど、ここまで公式戦5試合出場で5ゴールをマークしている。
父親がモロッコ出身であることから、世代別のモロッコ代表でプレーした経験を持つエブヌタリブ。A代表でもモロッコ代表を選択する可能性が残されていたものの、同選手は生まれ故郷であるドイツ代表でのプレーを決断。ユルゲン・クロップ新監督の初陣となる今月および来月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むドイツ代表メンバーに初招集された。
エブヌタリブは「僕は両国を愛している。どちらも僕の故郷だ。間違いなく今後もモロッコを応援し続ける」と語り、ルーツであるモロッコへのリスペクトを示しつつも、ドイツ代表を選択した最大の決め手を明かした。
「クロップから電話がかかってきたら、そこへ行かなければならないと感じた。ほんの数年前の自分のことを考えると、これまでの努力が報われたことが嬉しいよ」
「彼は世界最高の監督の一人で、僕たちにポジティブなエネルギーを与えてくれるんだ」
クロップ監督は今回の代表活動で総勢44名を招集。メンバーは2グループに分けて発表されており、エブヌタリブは現地時間24日のオランダ代表戦、同27日のギリシャ代表戦のメンバーに含まれている。