ベルギー代表のマルク・ファン・ボメル新監督が、9月から10月にかけて行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)2026ー27のベルギー代表メンバーから外れたGKティボー・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)について語った。スペインメディア『アス』が同監督のコメントを伝えている。
今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026では、グループGを首位通過したあと、ラウンド32でセネガル代表を、ラウンド16でアメリカ代表を破りながら、準々決勝でスペイン代表に屈し、ベスト8敗退となったベルギー代表。大会終了後にはリュディ・ガルシア前監督が退任し、バトンはファン・ボメル監督に受け継がれていた。
ファン・ボメル新監督の初陣となる今回のインターナショナルマッチウィークで、ベルギー代表は4試合を戦う。UNL2026ー27のリーグA・グループ1に組み込まれたベルギー代表は、現地時間25日にアウェイでイタリア代表と、同28日にホームでフランス代表と、10月2日にホームでトルコ代表と、同2日にアウェイでフランス代表と対戦する。
王立ベルギーサッカー協会(RBFA)は今月18日、そんな4試合を戦うベルギー代表のメンバー28名を発表。MFケヴィン・デ・ブライネ(ナポリ/イタリア)、FWロメル・ルカク(フェネルバフチェ/トルコ)、FWレアンドロ・トロサール(ベシクタシュ/トルコ)らが順調に招集されたなか、これまでベルギー代表通算115キャップを刻んでおり、FIFAワールドカップ2026でも正守護神を務めたクルトワは不在となった。
現在34歳のクルトワについては、UNL2026ー27を欠場する意向を表明している。ただし、ベルギー代表を完全に引退したわけではなく、EURO2028予選では復帰することを宣言。今回のクルトワの決断について、ファン・ボメル監督が自身の見解を明かした。
ベルギー代表メンバー発表前に、「マドリードに行ってきた」と明かしたファン・ボメル監督は、クルトワと話し合いの場を設けたという。しかしながら、「話し合った結果、残念ながら、UNLは全試合を欠場することになった」とファン・ボメル監督。一方で、状況に変化があれば、クルトワを再び説得する可能性があることも示唆した。
「彼とは常に連絡を取り合っているし、何かあれば相談するよ。それは“その時”になったら考える。もちろん、彼が復帰しようとも、出場するかどうかは保証できないし、僕らもUNLでどこまで勝ち進めるかはわからないけどね」
ファン・ボメル監督は「皆さんも彼のプレーはご覧になったことがあるだろう。ティボーは今でもワールドクラスの選手だ」との言葉で、クルトワを高く評価していることを公言する。話し合いの場を設けたからこそ、「ティボーがUNLを欠場したかった理由は理解できるよ」と、クルトワの決断を尊重した。
一方で、ファン・ボメル監督はクルトワ不在となった現状をあまり悲観的に捉えてはいないという。なぜなら、GKセンヌ・ラメンス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)を筆頭に、現在のベルギー代表のGK陣にも信頼を寄せているから。「うちには他にも優秀なGKがいるんだ」と主張し、クルトワ不在時のアピールに期待した。
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