防衛省・自衛隊(災害対策)の公式Xは2026年9月15日、PFI(民間資金活用)船「はくおうII」が任務を終え、熊本県の八代港を出港したと発表しました。
熊本での災害派遣任務を終了
防衛省・自衛隊(災害対策)の公式Xは2026年9月15日、PFI(民間資金活用)船「はくおうII」が任務を終え、熊本県の八代港を出港したと発表しました。
同船は2025年まで、新日本海フェリーの「はまなす」(1万6897総トン)として舞鶴―小樽航路で活躍していましたが、これまでPFI船として使用されていた「はくおう」の老朽化を受けて改修され、2026年から「はくおうII」として新たに導入されました。
PFI船は、有事や災害時に人員・車両の大量輸送や、被災者支援(入浴・宿泊・医療提供)のために使用される船舶で、防衛省が民間から借り上げています。
熊本へは、7月28日に発生した最大震度7を観測した「令和8年熊本地震」での避難生活の支援のため、熊本県の八代港に派遣され、8月5日から宿泊や入浴の提供を開始しました。同船の内部には大浴場や宿泊施設に加え、診療所やキッズルームなども設置しました。
防衛省は9月13日、熊本県知事から災害派遣の撤収要請を受け、活動を終了しました。同船による入浴支援は約1920人、宿泊支援は約960人に実施したとのことです。なお、同船は今回が初めての災害派遣でした。
公開された動画では、「はくおうII」が出港する際の様子が公開されており、見送りをしている人の姿もありました。公式Xは「『はくおうII』の活動が、厳しい避難生活の中で、少しでも皆様の安らぎにつながっていたのであれば幸いです。ご協力いただいた医療関係団体や関係機関の皆様に改めて感謝申し上げます」とコメントしています。
この投稿には、「猛暑の中ありがとうございました」「大変感謝致しております」「感謝しかありません」といった感謝のコメントが多数送られました。
【動画】初任務終了 災害派遣を終え見送りられる「はくおうII」