ウクライナ特殊作戦軍は2026年9月9日、ロシア軍との戦闘が続く前線から3,000km以上離れた拠点を攻撃したと発表しました。
実はロシア以外にも経済的ダメージ大きい?
ウクライナ特殊作戦軍は2026年9月9日、ロシア軍との戦闘が続く前線から3,000km以上離れた拠点を攻撃したと発表しました。
発表によると、攻撃対象となったのは、ロシアのヤマロ・ネネツ自治管区内にあるノヴィ・ウレンゴイ・コンデンセート処理施設と、プロフスキー・ガスコンデンセート処理施設だったとのことです。
これらの施設は、ロシアを代表する石油・ガス産出地域の一つに位置しており、ロシア軍への燃料供給を支えていることから、攻撃対象となったとみられます。
また、自治区とその周辺はロシアの天然ガス生産量の約8割を占めるエリアとされており、経済的な影響も大きいとみられます。欧州の経済系メディアでは、攻撃後、欧州の天然ガス価格の指標であるオランダTTFが約3%上昇し、2022年12月以来の高水準に達したと報じられています。
なお、ロシアとの戦闘が続く前線からこれらの施設は約3,200kmも離れており、特殊作戦軍は「全面戦争開始以来、ロシア国内で最も深い地点を攻撃した」と発表しています。
攻撃方法は当初明らかにされていませんでしたが、後の報道で、ウクライナ軍が使用する長距離を自律飛行可能な自爆型の一方向攻撃ドローン「FP-1」による攻撃だったことが明らかになっています。同ドローンの最大航続距離は約700kmとされていますが、今回はその飛距離では到底届かない地点への攻撃となりました。機体そのものをカスタムしたのか、あるいは別の移動手段を併用して攻撃地点まで運び込んだのかなど、現時点では詳細は明らかになっていません。
なお、この攻撃に関しては、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領も「我々の戦士たちは、戦争を支援するロシアのインフラ施設8カ所を攻撃しました」と反応しています。
ゼレンスキー大統領はさらに、「ロシアはウクライナに対する日常的なテロを続けています。そして毎日、正義の報復を受けています。私は、我々の長距離攻撃能力と精密性を可能にするすべての戦士と、すべての者に感謝します」と述べました。
【攻撃の映像か!?】炎上するロシア領内の施設(動画)