「新山梨環状道路」の広瀬~桜井間で、本体構造物の工事がスタートします。この区間は将来的に「西関東連絡道路」へと直結する部分。埼玉県と山梨県の経済圏を結ぶ道路の一部を担う見通しです。
「新山梨環状道路」広瀬~桜井間が着工へ
関東地方整備局と山梨県、甲府市、笛吹市は2026年9月8日、「新山梨環状道路(広瀬~桜井)」の着工式を10月4日に行うと発表しました。
新山梨環状道路は、甲府盆地をぐるりと囲む全長およそ43kmの都市計画道路として整備が進められています。これまでに中部横断道の一部である西部区間のほか、中部横断道の南アルプスICから東へ延びる南部区間が開通済み。また、南部区間から連続する東部区間も、笛吹市内で国道20号と交わるポイントへ向けて延伸工事が進められています。
さらに国道20号から北上し、国道140号「甲府山梨道路」へつながる区間となるのが、広瀬~桜井間の2.0kmです。本区間では着工式を機に、本体構造物である橋梁下部施設を築造する工事が始まるとのことです。
そして、広瀬~桜井間と直結する「甲府山梨道路」は、甲府盆地から山梨・埼玉県境の雁坂トンネル「有料道路」へと抜けていく、山岳区間への入口となる高規格道路です。盆地の端からトンネルで山梨県笛吹川フルーツ公園(山梨市)方面に延びるバイパスで、将来的には「西関東連絡道路」の一部を構成します。
西関東連絡道路は中部横断道から甲府、雁坂トンネル、埼玉県秩父市を経て、埼玉県深谷市にある関越道の花園ICに至る延長約110kmが計画されています。
なお着工区間の北端には現在、丘陵地を貫く大蔵経寺山トンネルから市街地の国道140号現道へと下りていく「桜井IC」があります。こちらは将来、新山梨環状道路と甲府山梨道路(西関東連絡道路)をつなぐ「桜井JCT」となる予定で、ランプ路の構築計画などが進んでいます。