ついにSFが現実に!? 米陸軍が「車載レーザー兵器」初の量産契約 ドローンを焼き尽くす“光の盾”日本にも来るか

レトルトカレーが人気の景品に?

アメリカ陸軍は車載型対ドローン・レーザー兵器の量産に向けて、エアロヴァイロンメント社との契約を締結しました。

JLTVやISVなど汎用車両に搭載

 アメリカの大手ドローン企業エアロヴァイロンメント社は2026年9月2日、アメリカ陸軍と対無人機高出力レーザー「LOCUST X3」の量産契約を結んだことを発表しました。これは、アメリカ初となる軍用レーザー兵器の量産契約となります。

「この契約は我が社だけでなく現代の国防にとって大きな節目となるでしょう。指向性エネルギー兵器が試作品から永続的装備へと移行できたことは、陸軍との長年の協力の成果です」と、エアロヴァイロンメントCEOのワヒド・ナワビ氏は述べています。

「LOCUST X3」は30kW級の車載型システムで、陸軍の汎用車両であるJLTV(統合軽戦術車両)やISV(歩兵分隊車両)など、さまざまなプラットフォームに搭載される見込みです。また、パレット型のシステムも存在し、こちらは海軍などで試験されていることが確認されています。

 本機はAI照準ソフトウェア「AV Halo」により、高速で移動する目標を精確に捉え、一定時間の安定した照射が可能であるとされています。また、対処可能なドローンはアメリカ国防総省の分類でグループ1~3であり、個人で運用できる小型機から、中型の戦術ドローンまで対応しています。

 契約額は4億6480万ドル(約720億円)であり、今後数年間にわたって数十基の「LOCUST X3」が陸軍に納入される予定です。ひょっとしたら今後、日米共同演習などで我が国にも姿を見せるかもしれません。