ホンダとUber Eats Japanが、スマートフォン向けの「二輪安全運転診断アプリ」を活用した共同実証を開始しました。配達ライダーの安全意識の向上や、運転改善を促す計画です。
スマホアプリで配達員の運転をスコア化
ホンダとUber Eats Japan(以下、ウーバーイーツ)は2026年9月より、スマートフォン向けの「二輪安全運転診断アプリ」を活用した共同実証を開始しました。
この取り組みは、ウーバーイーツの配達を行うライダーの安全意識の向上、運転の改善などを、アプリでの運転診断によって図れるか検証するものです。
二輪車などによるフードデリバリーは、コロナ禍を機にニーズが急拡大した一方、配達ライダーの交通違反やマナーの悪化も社会問題となっています。このため、両社は2025年から安全運転の啓発活動などを目的に連携しており、これまでにシミュレーション型の安全啓発コンテンツの配信や、オンライン安全運転講習などを行っています。
今回の実証は「Uber Eats 安全運転キャンペーン」に応募した、国内のウーバーイーツの二輪配達パートナーを対象に行う計画。スマートフォンのみで運転を分析し、安全運転スコアを算出して可視化します。
ホンダは独自の車両運動データの抽出技術と、インストラクターの知見を組み合わせることで、高精度な診断を実現したと説明しており、自身では気づきにくい運転傾向の改善をサポートする狙いです。
また、安全運転スコアに応じたランキングやインセンティブ施策も組み込まれているとのことで、両社は安全運転行動の定着も目指していくとしています。