インテルを率いるクリスティアン・キヴ監督が、現地時間8日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節レアル・マドリード戦の前日会見に出席し、同試合に向けた意気込みを語った。
セリエAで開幕3連勝と好スタートを切ったインテルは、今季のCLの初陣で、同大会の“盟主”であるレアル・マドリードの本拠地に乗り込む。インテルがレアル・マドリードのホーム『サンティアゴ・ベルナベウ』で最後に勝利したのは、1966-67シーズンのチャンピオンズカップ(※チャンピオンズリーグの前身大会)準々決勝セカンドレグまで遡る。以降、同スタジアムでレアル・マドリードと7度対戦しながら、いずれの試合も黒星と、相性の悪いスタジアムだ。
そんなスタジアムでの一戦を前に、キヴ監督は「ここでプレーするのは決して簡単ではない。インテルは59年間、ベルナベウでレアル・マドリードに勝てていないのだから」と気を引き締める。「ここで主導権を握るため、我々は勇気と気概を見せなければならない」と意気込みつつも、対戦相手については次のような言葉で警戒した。
「レアル・マドリードに対処する完璧な方法などない。いつでも試合の流れを変えることができる選手が数多くいるからだ」
続けて、「ここでプレーすることは常に光栄であり、スタジアムは以前よりもさらに美しく、モダンになっている」とキヴ監督。自身は現役時代、2009-10シーズンのCLで“ビッグイヤー”を掲げたが、バイエルンを2-0で破った決勝戦の会場は『サンティアゴ・ベルナベウ』だった。当時、キヴ監督が所属していたインテルを率いていたのは、現在レアル・マドリードを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督。かつての“恩師”が、今度は“敵将”として自らの前に立ちはだかる。
キヴ監督はモウリーニョ監督が率いるレアル・マドリードとの対戦を前に、「2010年の決勝戦は素晴らしかった。ジョゼ・モウリーニョ監督との出会いは本当に幸運だったよ。彼は僕にとって特別な人物だからね。彼は私の人生の困難な時期に助けてくれた。そのことは決して忘れない」と発言。“恩師”への感謝を口にしながらも、試合では“鬼門”の攻略を目指す。
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