奇跡のプレミアリーグ制覇から10年、レスターの転落が止まらない。
元日本代表FW岡崎慎司氏や元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(現:バーンリー)、フランス代表MFエンゴロ・カンテ(現:フェネルバフチェ)、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズらを擁し、2015-16シーズンのプレミアリーグで優勝したレスター。開幕前の優勝オッズが5001倍と、幻の怪獣ネッシーが発見される確率より遥かに低かったことから、その歴史的偉業は奇跡と謳われている。
その後もトップリーグの座を維持し、2020-21シーズンにはFAカップを制覇したレスターだが、2022-23シーズンのプレミアリーグで18位に終わりチャンピオンシップ(2部リーグ)に降格。エンツォ・マレスカ監督(現:マンチェスター・シティ)のもと、最短1年でのトップリーグに復帰したが残留は果たせず、再びチャンピオンシップを戦うこととなった。
その後も苦境は続く。昨シーズンのチャンピオンシップで12勝16分18敗の23位に終わり、まさかの2年連続降格でEFLリーグ1(3部リーグ)に。迎えた今シーズン、開幕から3試合で2分1敗とスタートダッシュに失敗すると、第4節で待望の初勝利を挙げたが、第5節オックスフォード戦で0-4と大敗。勝ち点「5」の18位に低迷し、チャンピオンシップ復帰どころか4部降格に近い位置となっている。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、EFLリーグ1で18位というのは、当然ながらクラブ史上最低順位とのこと。オックスフォード戦での大敗後、本拠地『キング・パワー・スタジアム』に詰め掛けたサポーターからは「明日の朝にはクビだ」とラッセル・マーティン監督に対する痛烈なチャントも飛んだという。現地時間12日には3位につけるストックポートとの対戦を控えているが、レスターはこの窮地を脱することができるだろうか。