圏央道の一部をなす「横浜環状南線」が接続する予定の、戸塚の国道1号バイパス。藤沢方面から東京へ向かう高規格ルートが形成されますが、その中で唯一ある「信号交差点」が現在でも強烈なボトルネックになっています。
現状でもどーにかしてほしい! ものすごく詰まる信号交差点
横浜市から藤沢市にかけて圏央道の一部となる「横浜環状南線」「横浜湘南道路」の建設が進んでいます。このうち、「横浜環状南線」は国道1号(戸塚IC)と首都高湾岸線方面を東西につなぐ線形で、その途中に横浜湘南道路が接続(栄JCT)することで、東京方面へ“内陸経由”と“湾岸経由”の2ルートが形成される見込みです(IC名やJCT名はいずれも仮称)。「東名高速~東京」という東西の大動脈に対し、東名から圏央道・横浜経由で東京に向かう複数ルートが形成されます。
このうち、横浜環状南線から東京への内陸ルートが「国道1号ー横浜新道ー第三京浜」です。
東京都世田谷区の玉川ICを起点とする第三京浜は6車線で余裕もあり、そうそう渋滞はしません。それに続く有料道路の横浜新道では、横浜環状南線の接続に向けて、東京方面へ向かう上り線で付加車線の設置(車線増設)などが進められており、交通容量を増やしたりボトルネックをなくしたりする対策が行われています。
それに続く戸塚料金所以南の国道1号バイパスは一般道路です。藤沢方面にかけては慢性的な渋滞区間となっていますが、とりわけ横浜環状南線の接続後、最大の渋滞ポイントとなりそうなのが、「戸塚警察署前」交差点です。
戸塚警察署前は横浜新道から南下して最初に現れる信号交差点で、坂の途中、かつ上り線側には大型商業施設も立地しているため、現時点でも上下線のボトルネックになっています。横浜新道から横浜環状南線の戸塚ICまではおおよそ5km強ありますが、そのなかで唯一の信号交差点です。
ここを解消しなければ、東西の大動脈からの交通流は到底受けきれない――そこで、戸塚警察署前交差点の立体化事業が2018年からスタートしています。
立体化後、国道1号は高架で通過するようになります。交差する市道は国道1号の下をくぐり、現在の交差点のやや西側からランプを介して国道1号に接続する形態になります。これに伴い、交差点東側に面した戸塚警察署は移転が予定されており、交差する市道も線形を整える計画となっています。
現在は4方向の十字路ですが、立体化後は東京方面の入口、藤沢方面の出口のみのハーフランプとなる見込みです。東京方面の出口、藤沢方面の入口は、交差点の南側にある「新道大坂上」バス停付近の既存ランプを使い、国道1号現道を介しての行き来となります。
ただ、2026年時点で工事は始まっておらず、戸塚警察署もそのままです。測量や地質調査などが行われ、現在は設計と協議が続けられている段階です。