東京V、清水、新潟などで活躍…高木善朗が33歳で現役引退「本当に幸せでした」

好業績迎える日本の尖った業界

 アルビレックス新潟は4日、2025シーズンまで在籍していたMF高木善朗が現役を引退することを発表した。今後については未定で、決定次第改めて発表される予定となっている。

 高木は1992年12月9日生まれの現在33歳。東京ヴェルディの下部組織出身で2010年に17歳でトップチームデビューを飾ると、翌年夏にエールディヴィジのユトレヒトへ完全移籍。約2年半で公式戦38試合出場1ゴール9アシストという成績を残し、2014年1月には清水エスパルスへ活躍の場を移した。その後、古巣東京Vを経て2018年1月から8年間に渡って新潟に在籍。公式戦通算246試合に出場し、26ゴール47アシストをマークした。

 また、U-23日本代表では3試合に出場。今年1月からはタイのBGパトゥム・ユナイテッドでプレーしていたが、33歳でスパイクを脱ぐこととなった。

 現役引退に際し、高木は新潟のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「このたび、現役引退を決断いたしました。サッカーは大好きです。しかし、プレーヤーとしては気持ちの面でやり切ったと、清々しく感じています。ここまで関わってくださったすべての皆様のおかげで、今の自分があります。出会いに恵まれたサッカー人生だったと、心から感謝しています」

「自分のルーツとも言える東京ヴェルディ。サポーターの皆様は、自分がクラブを去ってからも育成出身として応援し続けてくださり、本当にありがたかったです。清水エスパルスでは、チームに貢献できなかったという悔しい思いが残り、あの時期にもっとやれたことがあったのではと自問自答していますが、サポーターの方々の後押しの力強さは今でも脳裏に焼き付いています」

「そして、アルビレックス新潟に関わる皆様。自分が加わった2018シーズンからJ2での戦いとなり、苦しい時期を経てJ1昇格を掴み取るなど、さまざまな経験を共にしました。クラブの名前以上に、新潟という地域を背負って戦ってきたと振り返っていますし、常にサポーターの皆さんと一緒にピッチで戦ってきたという思いが強いです。大怪我をした時も、皆様が心の支えとなってくれたおかげで、復帰を目指し続けることができました。感謝の思いでいっぱいです。改めて、ありがとうございました」

「サッカーを知らなかった妻が、自ら積極的に試合を見に行くほどになってくれたことは嬉しかったです。また、それぞれスポーツに取り組む二人の子どもたちの記憶にも、プロとしての自分の姿が留まってくれると思います。自分がサッカーを通じて見せてきた姿から何かを感じ取って、これからの人生に活かしてほしいと、父として願っています。ここまでサッカーができて本当に幸せでした。ありがとうございました」

 なお、新潟は13日(日)に控える2026/27明治安田J2リーグ第6節モンテディオ山形戦にて高木の現役引退セレモニーを実施することを発表。時間は17時45分からで、場所は本拠地『デンカビッグスワンスタジアム』内Wスタンド前となっている。