東京メトロの巨大駅でユニーク実験!「リアルタイムに空いている号車へ人を誘導」して混雑緩和へ カメラで人数カウント

AI普及で需要拡大の機器とは?

東京メトロなどが、混雑状況に応じて「床面に案内を投影する」実証実験を始めます。

「空いてる車両」へ足元から誘導

 東京メトロ、シャープ、レスターの3社は2026年9月9日から、東京メトロ千代田線北千住駅で、車両の混雑平準化を目的とした実証実験を開始すると発表しました。

 北千住駅は東京メトロの駅別乗降人員で3位の巨大ターミナルです。同駅ではこれまでも、駅コンコースのディスプレイに号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示していました。今回の実証ではこれに加え、シャープのプロジェクション技術「Omject」を活用し、“床面”にも案内を投影します。

 仕組みはこうです。駅コンコース内のカメラによる画像解析を活用した人数カウントにより、利用者の人流を分析し、それぞれどの方向に進んでいるかを定量的に把握します。これに応じ、比較的空いている号車の方向へと移動を促す案内を映像で床面に投影するそうです。

 これによる混雑平準化の効果を検証するほか、投影タイミングを変えることで、利用者の行動にどのような変化が生じるかも確かめる予定です。

 3社は本実証を通じ、混雑状況をわかりやすく伝える手法を検証し、より快適な利用環境づくりに取り組んでいきたいとしています。