I・サールとカマラの移籍破談で代理人が声明「アフリカ人選手にも敬意が払われるべき」

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 クリスタル・パレスに所属するセネガル代表FWイスマイラ・サールと、モナコに所属する同代表MFラミン・カマラの代理人が、両選手の移籍が破談に終わったことを受けて声明を発表した。

 I・サールにはリヴァプールから関心が寄せられ、実際に複数回のオファーが提示されていたと見られているものの、クリスタル・パレスは昨シーズンのチーム内得点王である同選手を売却するつもりはなく、売却を拒否。移籍市場が閉幕する前には自身の公式インスタグラムからクリスタル・パレス関連の投稿をすべて削除し、クリスタル・パレスの姿勢への不満を露わにしていたが、I・サールの移籍は実現しなかった。

 また、ラミン・カマラは4700万ポンド(約100億円)でチェルシー移籍に迫り、メディカルチェックを通過し、2033年までとなる契約にもサインしていた中で、アメリカ代表FWフォラリン・バログンのエヴァートン移籍が成立する見込みとなったことを受け、急遽モナコがラミン・カマラの合意を撤回。チェルシー側を激怒させる結果となったが、最終的にバログンが契約締結を拒否したため、モナコはUEFA(欧州サッカー連盟)の財政規定を遵守するための資金調達に失敗している。

 このような状況を受け、かつてセネガル代表で50試合に出場した経験を持っているI・サールとラミン・カマラの代理人を務めるディオマンシ・カマラ氏が、同胞である選手たちの扱いを疑問視する声明を次のように発表した。

「イスマイラ・サールとラミン・カマラの事例は、我々に問いを投げかけるものだ。アフリカ人選手が時に単なる商品のように感じられてしまうような考え方から脱却しなければならない」

「つまり、選手を買い、価格を決め、将来を交渉する一方で、選手自身の意志はあまりにも頻繁に二の次にされてしまうような状況のことだ。アフリカ人選手にも敬意が払われるべきだ。彼らの仕事、キャリア、野心、そして彼らの声に対する敬意だ」

「クラブが最終決定権を握る場合があるというのは、プロサッカー界の現実だ。しかし、一つの疑問が残る。選手のキャリアや意思はどうなるのだろうか? 自分の将来を左右する決定において、選手の声は聞かれ、尊重されるべきだ。何が重要かを忘れてはならない。あらゆる成功の裏で、最初に歴史を刻むのは選手なんだ」