熊本地震で被災した南九州道「妙見第一橋」の復旧について、通行止め解除まで少なくとも2年を要するとの見通しが明らかになりました。
復旧案は2つに絞り込み
NEXCO西日本は2026年8月31日、「令和8年熊本地震」で被災した南九州道 妙見第一橋の復旧に関する検討委員会の結果を公表しました。
妙見第一橋は、南九州道の有料区間である八代JCT-八代南IC間に架かる橋です。地震を引き起こした日奈久断層に沿って、路面に1.5mの段差が生じました。八代JCT-八代南IC間は地震から通行止めが続いている高速道路で唯一の区間です。
委員会では、橋桁や橋脚は補強などにより再利用可能である一方、杭基礎に損傷はなかったことが確認されました。これを踏まえ、「早期の通行止め解除」を最優先しつつ、将来の再被災時にも速やかに応急復旧が可能な構造を目指す方針が妥当であるとされました。
復旧計画案については、既存の橋桁を交換する案や、橋桁を連続化して強度を高める案など4案が議論されました。NEXCO西日本は今後、早期通行止め解除の観点から、工期が約2年となる2つの案について具体的に検討を進め、次回委員会で復旧計画を決定するとしています。
これにより、妙見第一橋を含む八代JCT~八代南IC間の通行止め解除は、少なくとも2年を要する見込みです。NEXCO西日本は、全ての案で橋脚の耐震補強を別途実施するとしています。