SUPER EIGHT安田章大、10代からスカート&ネイル 自身の経験から語る“それぞれの普通”「否定せずにしっかりと認める」【平行と垂直】

東京のオフィス空室率低下 要因は

俳優の安田章大、のんが29日、都内で開催された映画『平行と垂直』公開記念舞台挨拶に出席。安田が、本作を通じて感じた自身の変化を明かした。

◆安田章大「それぞれの普通というものがある」

本作は、自閉スペクトラム症の兄・大貴(安田)と、兄を幼い頃から支えてきた妹・希(のん)の兄妹が、希の結婚話をきっかけに、お互いのこれからとこれまでに向き合うことになる姿を描く、心温まるヒューマンドラマ。この日は小林聖太郎監督も出席していた。

本作への参加を通じて変化があったか問われた安田は「人はそれぞれ違いますし、それぞれの普通というものがある。その普通を否定せずに、しっかりと認めること。肯定して、そして時間を使い待つこと。手を取りに行けば、相手が嫌がった瞬間はもう一度待つこと。ちゃんとそれぞれのペースがあるということを再度確認し直した」と答えた。

そして「分かりやすく言うと、発達障害ということがあり、そして定型発達というものがあるとするならば、そこは診断が下されているか・されていないかっていうところの分かれ方ですよね。そういうものが確かにあるけれども、人として自分が個性を持っている、それぞれの光り方があるというのは、誰も変わらないものなんだなという風に。その2つを改めて強く思いました」と振り返った。

また「普通」という考え方に関して、安田は「幼少期から『普通』ってよく聞いてきたんで『普通って何なんやろうな?』っていつも思ってたんです。僕は10代の時からスカートも履いていましたし、ネイルもつけていました。でも、人がパッと見たら『なんでスカート履いてるの?』って言われてましたし『なんでネイルしてんの?』って言われました。それぞれの普通がちゃんとあるので、そのそれぞれの普通を、『ああ、そうなんですね』って言うこと。空返事の相槌ではなくて、ちゃんと相手に興味を持った相槌の打ち方ができるようになったらいいなと」と自身の考えを伝えた。

続けて「そうすると日本が変わり、日本が変わればアジア諸国が変わり、これは夢物語のように聞こえるけれども、誰かが変わっていかなければきっと世界は変わらないっていうことを思うので。この映画をきっかけに、一つひとつ変わっていけたらなって思ったりします」と思いを語っていた。