新型「超高速ジェットドローン」ウクライナが映像を公開 速さリニア級 「自爆ドローン高速化」に対抗

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ウクライナ国防省は2026年8月21日、ウクライナ初のジェット推進式迎撃ドローンを公開しました。

自爆ドローンの高速化に対応か

 ウクライナ国防省は2026年8月21日、ウクライナ初のジェット推進式迎撃ドローンを公開しました。

「アレクサ・スパティウム」と呼称されるこのドローンは、実際の戦闘環境において、無人機やヘリコプターなどの回転翼航空機をはじめとする空中目標のほか、小型の地上・水上目標を撃破することを目的として、ウクライナの技術者によって開発されました。特に重視しているのが、ロシア軍がここ最近投入し始めた「ゲラン4」に代表される、自律飛行が可能なジェット推進式自爆ドローンとのことです。

 ジェット推進型の自爆ドローンは、これまでのイラン製「シャヘド136」や、そのライセンス生産型である「ゲラン2」などのプロペラ推進式機体に比べて速度が大幅に向上しており、従来のプロペラ推進式迎撃ドローンでは撃墜が困難になっていました。

 ゲラン4の最大速度は約500km/h、最大飛行高度は5000mといわれており、もはや「安価な巡航ミサイル」ともいえる存在です。アレクサ・スパティウムは同機のような脅威に対抗するため、強力なターボジェットエンジンを搭載し、低高度から中高度まで対応する広い運用高度範囲を実現しています。また、高い飛行中の機動性も確保しています。

 さらに、機体の大きさはおおよそ1.5×1.7mで、移動式カタパルトから数分以内に発射することができ、即応性にも優れます。また、高性能炸薬・破片効果型、成形炸薬型、サーモバリック型など、複数の弾頭オプションがあるとのことです。

【動画】カタパルトから発射されるジェット推進ドローン「アレクサ・スパティウム」