札幌市街の川沿い国道の地下を貫くバイパスの建設が本格化。高速道路まで直結のスーパー道路になるものの、その過程で既存の橋が相次ぎ撤去されます。
創成川通の「通りぬけ不可」が相次ぐ?
国土交通省 札幌開発建設部は2026年8月24日、国道5号「創成川通」の地下にバイパスを建設する「都心アクセス道路」の工事に伴い、地上道路で一部通行止めを伴う車線規制を行うと発表しました。
札幌駅の東側を南北に貫く創成川沿いの国道5号は、川を挟んで上下線が分離されており、川には多くの橋が架かっています。このうち、札幌駅の北東350mほどのところに架かる北9条橋が、地下バイパス工事に伴い撤去されます。
これに伴い9月1日から、国道の北5条~北10条間での車線規制と、北9条橋の通行止めが始まります。期間は概ね2か月程度。橋が架かる市道北9条線は東西の通りぬけが不可となるため、南の北8条横断歩道橋もしくは北の北10条橋への迂回が呼びかけられています。
ただ、北9条橋の撤去後は、北8条横断歩道橋と北7条橋も撤去される予定です。国道は北8条~北9条間の夜間通行止め、市道北7条線の東西方向の通行止めが予定されています。
これらについては時期が近づいた段階で改めて発表されるといいます。札幌駅至近の自動車・歩行者の動線が大きく変わりそうです。
創成川通の「都心アクセス道路」は、札幌駅南側の創成トンネル(1.1km)をそのまま北へ延長し、札樽道の札幌北ICまで直結させる4.8kmの自動車専用バイパスを構築する事業です。そのまま北上すれば石狩市内で国道337号「道央圏連絡道路」に接続し、石狩湾新港へ直結しているため、物流上でも重要な役割を担います。
札幌駅付近にはランプが設けられるほか、北23条から北37条の間は河川を暗渠化する計画です。2021年度の事業化から5年を経て、いよいよ準備工事が本格化します。