“日本最長100m”の搭乗橋だと…? 羽田空港の歴史が動く! T1初の大規模拡張、驚愕の新エリアの内容とは

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羽田空港第1ターミナルが、1993年以来初となる大規模拡張を行います。国産木材をふんだんに使い、この新エリアはどのようなものなのでしょうか。実際に入ってみました。

「木」超使われています

 羽田空港で、JAL(日本航空)やスカイマーク国内線が発着する第1ターミナル。その北側サテライト施設が2026年9月1日にオープンします。同ターミナルは1993年にオープンしましたが、今回が初めての大規模な施設の拡張となるとのこと。これに先駆け8月25日、同エリアの館内が報道陣に公開されました。どのような特徴があるのでしょうか。

 今回オープンする北側サテライト施設は、国が推進する首都圏空港機能の強化や防災・減災対策の一環として、将来の航空需要拡大への対応と旅客利便性の向上を目的に建設されました。

 延床面積は約2万1000平方メートル、地上3階建ての施設で、2階部分にキッズスペースやコンコース、カードラウンジ「FOREST LOUNGE」、そして6スポット(24番~29番搭乗口)の固定橋を備えます。これにより、これまで航空機への搭乗・降機で発生していたバス輸送による移動負担が軽減されることになります。さらに29番搭乗口には100m近い全長を持つ日本最長の搭乗橋も設定されました。

 この新施設の最大の特徴は、羽田空港では初となる「鉄骨造・木造ハイブリッド構造」の採用です。強度の高い鉄骨と、温かみのある木材を組み合わせた工法で、1階を鉄骨造、2階以上を木造としています。

 構造材には国産のカラマツやスギが使われ、その使用量は約1800平方メートル。これは樹木に換算すると約1万本分に相当し、建設時のCO2削減や森林資源の循環にも貢献しています。連絡通路では、日本各地の森をイメージした香りの演出も取り入れられています。

 なおJALは北側サテライトに設定された26番~29番で、バスに乗らずに搭乗できますが、搭乗口までの移動距離は長くなります。北側サテライトの端までは、最寄りの保安検査場であるE検査場から1068m(徒歩16分)、F検査場からは968m(徒歩15分)要すると公表しています。このため同空港を発着する国内線においては手荷物預け締め切り時刻を、これまでの「出発30分前(目安)」から「出発30分前(締切)」へと変更するなどの対応を行い、定時性を確保していくとのことです。