アトレティコ・マドリードに所属するGKヤン・オブラクが、“渦中”のFWフリアン・アルバレスを擁護した。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ロヒブランコスの“新エース”に位置付けられながらも、今夏に「全員にとって移籍が最善」とバルセロナへの移籍願望を公にするという不義理を働いたフリアン。結局、5億ユーロ(約923億円)を要求する姿勢を変えないアトレティコ・マドリードに残留することが現実味を帯び始めたなか、23日に件の発言後初となる本拠地『メトロポリターノ』でプレー(ラ・リーガ第2節ビジャレアル戦 △2-2)すると、ブーイングや指笛が鳴り響き、中指も屹立する様相。さらに試合後、クラブ側の判断ではあったものの、サポーターへの挨拶を取りやめたことも、風当たりを強めることになってしまった。
“赤と白”のシャツと、“クマとヤマモモの木”のエンブレムを穢されたアトレティの怒りや憎悪が浴びせられた。その一方で、長年ゴールマウスを守り続けているヤン・オブラクは、「僕たちはみんな、団結しなければならない。フリアンはチームの仲間」と擁護。続けて、「僕らは彼を支え、心から大切に思っている。フリアンがチームに何をもたらすのかも分かっているよ。誰にとっても、居心地の良い状況ではない。すべてが解決し今シーズンが終わった時、全員が笑顔でいられることを願っている」と手助けする姿勢を示した。
混沌と化した“フリアン狂騒曲”が、今シーズンのアトレティコ・マドリードにどのような影響をもたらすのかに、注目が集まっている。