ジローナと、同クラブに所属するMFビクトル・ツィガンコフの対立が泥沼化しているようだ。18日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
1997年11月15日生まれのツィガンコフは現在28歳。2023年冬にディナモ・キーウからジローナに加入したウクライナ代表は、スペイン国内を旋風した“ミラクル・ジローナ”を牽引したひとりとしても知られている。しかし、昨シーズンのラ・リーガで5得点6アシストの活躍を見せたものの、チームはセグンダに(2部)降格。すると今夏、ジローナと来夏まで契約を残している(クラブ側は1000万ユーロを要求)ツィガンコフは、退団希望を通達した上で、プレシーズンのテストマッチには一切出場しなかったが、今日に至るまで移籍先のクラブが見つかっていない状況だ。
かくして2026-27シーズン開幕を迎えたわけだが、ジローナとツィガンコフの対立が泥沼化の様相を呈している。スペイン紙『マルカ』によると、同選手は16日の第1節レガネス戦に招集されたものの、メンバー入りを拒否するという「反抗的な行動」に及んだとのこと。キケ・アルバレス監督も、「ツィガンコフは元気だ。むしろ、試合の招集メンバーに入れることが出来るほどにね。ユニフォームに着替えることを拒否した。これ以上のことは言えない」と認めていた。
そしてついに、ツィガンコフが自身の公式SNSにおいて、クラブとの『WhatsApp』上でのやり取りを公開。「いつかすべてを話すつもりだ…」と脅迫とも取れる一文を綴った後、ジローナからの「公の場での発言、インタビュー、あるいはメディアとのやり取りはすべて、事前にクラブの広報担当者の管理・承認を受ける必要があります」というメディア対応における通達事項や、「その承認なしにインタビューに応じたり、公の場で発言を行ったりすることは、契約違反となります。以前にもお伝えした通り、契約違反があった場合、我々は懲戒処分を講じざるを得ません」という注意喚起の内容を、いくつか漏洩させる暴挙に出ている。
アトレティコ・マドリードに所属するフリアン・アルバレスが今夏、バルセロナ移籍を巡って所属クラブに対する敬意を欠いた発言や振る舞いを見せたことが大きな騒動へと発展したことは記憶に新しいが、“強硬手段”によって移籍を成立させるというのは如何なものか…。