埼玉県屈指の「秘境バス路線」廃止へ 車体ギリギリの“激セマ山道”を走行! 終点では珍しい特徴も

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西武観光バスは、秩父営業所管内の小鹿野役場~長沢線(倉尾線)について、利用状況などを鑑み廃止すると発表しました。

狭隘な山道走行や終点での「バック転回」が特徴の路線

 西武観光バスは2026年8月17日、秩父営業所管内の小鹿野役場~長沢線(倉尾線)について、利用状況などを鑑み廃止すると発表しました。9月30日をもって他路線と運行経路が被らない区間のバス停も廃止となります。

 小鹿野役場~長沢線(倉尾線)は、埼玉県秩父郡小鹿野町から同町藤倉までの山間部を結ぶ路線です。平日4往復、休日5往復が運行されています。

 道幅が非常に狭い区間を通る「狭隘路線」としてバスマニアに知られており、大型車の通行が難しいため、中型車による運行が行われています。

 途中の「要(かなめ)トンネル」には、真横に人力で掘られた旧トンネルがあり、2011年の新トンネル開通前まで、路線バスもこのトンネルを通行していました。

 終点の長沢バス停は、その先にある道路(県道282号線から先)が狭い林道になっており、バスが転回できるような広場やロータリーがないため、バック駐車で折り返す珍しい特徴があります。

 西武観光バスは路線廃止までの期間、バス車内での撮影や、自動車やバイクなどでバスを追いかける行為、撮影目的での乗務員への過度な要求などを控えるように呼びかけています。