おい群馬、茨城にパクられてるぞ――両県知事が“結託”イバラキパスポート発行 栃木がパクるのも視野

燃料電池、AI電力問題解決に期待

茨城県がパスポート型パンフレット「IBARAKI PASSPORT」の交付を開始します。群馬県の事例を参考に、県民の郷土愛向上や観光誘客を促進する狙いです。

こちらの表紙は「ひよりん」デザインに

 茨城県は2026年8月6日、パスポート型パンフレット「IBARAKI PASSPORT」(イバラキパスポート)を制作し、10月上旬から交付を開始すると発表しました。

 県によると、イバラキパスポートは「県民の茨城愛の向上と県内周遊に加えて、近隣都県からの誘客を促進」するために、無料で交付されるとのことです。パスポートには県内44市町村を巡るスタンプラリー機能があり、完全制覇者にはコンプリートスタンプが付与されます。また表紙には、県公認のバーチャルユーチューバーの「茨ひより(愛称:ひよりん)」が描かれています。

 これは群馬県が発行し話題となった「GUNMA PASSPORT」(グンマパスポート)を参考にしたものです。グンマパスポートは2026年5月に1万部を発行したものの申請が殺到し、初日で予定数に到達。さきごろ6月には合わせて3万部の増刷が発表されています。

 茨城県の大井川和彦知事は、同日の会見で「(グンマパスポートの)思いっきりパクリと言われてしまうかもしれませんが、群馬県の山本一太知事に了解を取ったうえで、“狙って”やっております」とコメントしました。

 また「茨城県にはこれだけ魅力的な場所や食材、住みやすい環境が揃っているにもかかわらず、実施したアンケートの結果を見ると、県民の郷土愛は今ひとつ」と、現状の課題についても説明。

 そのうえで「群馬と同じように郷土愛を盛り上げるとともに、群馬と茨城の間に位置する栃木県をはじめ、他の都道府県でもパスポート交付が常識になることも狙っていきたい」と強調しました。

 なお、イバラキパスポートの申し込みや交付の方法などは、2026年9月ごろに追って公表される予定です。