県都の市街地国道「まるごと立体化」いよいよ本格化! 車線規制で片側3車線→“1車線”の時間も 「これまで以上に渋滞が激しくなる」

スマートレジ普及に2つの追い風

岐阜市街を貫く国道21号「岐大バイパス」の立体化工事がいよいよ本格化。車線規制により激しい渋滞が見込まれます。

岐阜の超幹線の立体化、いよいよ本格化

 国土交通省 岐阜国道事務所は2026年7月31日、岐阜市内を東西に貫く国道21号「岐大バイパス」の立体化工事に伴い、一部区間で昼夜連続の車線規制を行うと発表しました。県都最大の幹線道路でいよいよ工事が本格化します。

 規制箇所は東行き(各務原方面)宇佐南4丁目交差点から茜部本郷交差点までの約2km。6時から21時のあいだは片側3車線のうち1車線を規制、21時から6時のあいだは一部で2車線規制されます。橋梁下部工事の進展に伴う規制です。実施期間は1回目が8月31日9時~9月5日17時まで、2回目が10月5日9時~10月24日17時までです。

 1日最大6万台が通る岐大バイパスは普段から混雑が慢性化しています。岐阜国道事務所は「これまで以上に渋滞が激しくなることが見込まれます」としており、情報発信を積極的に行うとしています。

 また、「みちみちすいすいプロジェクト」と称し、渋滞を減らすべく市民に時差出勤やリモートワーク、交通手段や通勤ルートの変更などを呼びかけています。

 岐大バイパスは岐阜市と大垣市を結ぶ23.9kmものバイパスで、東は東海北陸道の岐阜各務原IC、西は東海環状道の大垣西ICに接続しています。岐阜各務原ICから岐阜市街の手前、新荒田川の東側までは主要交差点も立体化されており、その立体部をさらに市内中心部を経て長良川付近まで約5km、延伸させる事業が進められています。現在は地上6車線ですが、これにより地上と高架あわせて8車線化されます。

 また、今回の立体化区間は「事故が多い」ことも課題で、2020年の「全国交通事故多発交差点マップ」に至っては、県内ワースト5交差点すべてに、この岐大バイパスの立体化区間の交差点が含まれているほどです。立体化により事故率は約6割減少するとされています。