超カワイイ!? ヤマハ版「ハンターカブの対抗馬」ついに日本へ大量導入! 逆輸入の“レア車”お値段も戦略的!?

スマートレジ、消費税減税で注目

ホンダ「CT125ハンターカブ」がヒットする中、対抗馬と目されるヤマハ「PG-1」が7月から大量に逆輸入されます。その真価に迫ります。

どこか無骨なスタイリングは、旧来のハンターカブファンをも唸らせる

 相変わらずヒット爆進中のホンダ・CT125ハンターカブ。2020年のコロナ禍の最中に発売され、「密を避ける」べく急増したバイクユーザーの心をつかみました。こういった追い風もあり、この6年間で常に販売ランキング上位に居続けるモデルです。

 その最中の2023年、ヤマハが海外で新モデルのPG-1を発売します。排気量、コンセプト、見た目、フレーム構造……どれを取ってもCT125ハンターカブやクロスカブ110を連想させる1台に仕上がっているものです。日本でも一部で話題になっていたモデルがいよいよ、“大量導入”されそうです。

 ヤマハ・PG-1の初お目見えとなったのは2023年11月のタイのモーターサイクルショー、「モーターエキスポ2023」。コンセプトモデルとしての出品ではなく、新型市販モデルとして発表されました。

 排気量114cc、空冷4ストロークOHCという構造だけを見れば、CT125ハンターカブよりもクロスカブ110の対抗馬のように感じますが、外観はオフ車感が高い印象で、やはりCT125ハンターカブを意識したスタイリングであることが伝わってきます。

 また、CT125ハンターカブが旧来のハンターカブシリーズのデザインを踏襲しながらも、細部を近未来的かつスタイリッシュに仕上げている点は、旧来からのハンターカブファンの間では賛否が分かれるところです。

 一方のPG-1は系譜を持たない新型車でありながら、どこか無骨なスタイリングになっています。旧来からのハンターカブファンは、もしかしたらPG-1のスタイルのほうを好むのではないかとも思います。

ライトユーザーにとってはハードル高めのモデルでもある

 ただし、2023年の発売から今年まで、PG-1はタイとベトナムのみで販売されています。そのため日本では一部業者が「逆輸入」として、少数ながら輸入販売するに過ぎない車両でした。そんな中、2026年7月から主にタイホンダのバイクを輸入・販売する業者「シルバーバック」が大々的に輸入販売を開始することを発表。改めて注目を集めつつあります。

 7月からのPG-1(ABSモデル)の新車価格は44万円と言われ、CT125ハンターカブの新車価格49万5000円、クロスカブ110の41万2500円のちょうど間に当たる値付けです。

 また、仮に乗り始めた際、YSPといったヤマハの正規販売店が、逆輸入車PG-1に対してどう対応するかも気になるところ。購入後のメンテナンスのリスクも含めて考えると、ライトユーザーにとってはややハードル高めのモデルと言えるかもしれません。

カスタムパーツも豊富なPG-1は、オジサンライダーの心を揺さぶる

 しかし筆者のような、旧来のハンターカブを含む10数台のバイクを40年近く乗り続けてきたオジサンライダーにとってのPG-1は、心揺さぶられるバイクでもあります。

 特に都市部の信号待ちなどでは、大ヒット中のCT125ハンターカブやクロスカブ110同士が並ぶことは珍しくありません。そういった際、ふと「同じ服を着ている人とすれ違う」みたいな気まずい空気が流れたりするものです。

 その点で言うと、PG-1はまだまだレア車の扱い。他の人とカブる機会はなさそうですし、「あまり見かけない」バイクを好むユーザーの支持を集めることでしょう。

 前述のシルバーバックでは、PG-1のカスタムパーツも同時に販売予定で、お好みのカスタムに仕上げる楽しさもあります。CT125ハンターカブやクロスカブ110の購入を検討している方は、さらにPG-1も視野に入れてみてはいかがでしょうか。