パルマ・カルチョに所属するGK鈴木彩艶は、ユヴェントスへの移籍を望んでいるようだ。30日、イタリア紙『Tuttosport』が報じている。
FIFAワールドカップ2026で日本代表のゴールマウスを守った23歳は今夏、複数クラブから関心を寄せられており、選手本人もステップアップを掲げていることから、この移籍市場で動向に注目が集まっている選手のひとりだ。すでに、アストン・ヴィラが獲得オファーを提示したとされるほか、ニューカッスルも水面下で動いていることが取り沙汰されていた。
そんななかでイタリア紙『Tuttosport』は、日本代表の正守護神が「ビアンコネリを最優先している」と指摘。「即戦力としてスタメン起用を約束してくれる、トップクラブがあることを理解しているから」とした上で、実際に鈴木は、リーズやニューカッスルからの移籍金3000万ユーロ(約55億円/パルマの要求額)以上とされるオファーを断ったとのこと。「この交渉は実を結びつつある」と付け加えた。
一方で、鈴木の加入を推し進める“老貴婦人”が警戒するのが、パリ・サンジェルマンの本格的な参戦だ。フランスの絶対王者も、かねてより同選手に関心を持っていることが報じられてきたが、現状は「将来を見据えた投資」として加入後即レンタル移籍で経験を積ませる案と、リュカ・シュヴァリエの去就次第ではマトヴェイ・サフォノフの控えとしてチームにとどめる案を吟味しており、静観している模様。ユヴェントスは、仮に争奪戦へと発展して金銭面で太刀打ちできないと判断した場合には、別のプランを用意していることを併せて伝えている。
「ユヴェントスを待っている」とされる鈴木は果たして、このまま“イタリアの名門”と新たな章を始めるのだろうか。