もはや6年連続「日本一混む鉄道」 ワースト2位3位も常連 ただ「意外な路線」も混雑悪化

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国土交通省が2025年度の鉄道混雑率を公表。東京圏と大阪圏で混雑が悪化するなか、日本で最も混雑する路線はどこになったのでしょうか。

やっぱダントツ、6年連続ワースト路線

国土交通省は2026年7月、都市部における通勤通学時間帯の鉄道の混雑率について、2025年度のデータを公表しました。

 三大都市圏の主要区間の平均混雑率は、東京圏が143%(前年度比4ポイント増加)、大阪圏が117%(同1ポイント増加)、名古屋圏は126%(同増減なし)で横ばいでした。3年前の2022年度は東京圏123%、大阪圏109%、名古屋圏118%だったので、混雑が悪化していることがうかがえます。

 では、個別の路線ではどこが最も混雑しているのでしょうか。2025年度の混雑率ワースト5は以下のようになりました。

1位:日暮里・舎人ライナー 赤土小学校前→西日暮里 176%
2位:西日本鉄道 貝塚線 名島→貝塚 169%
3位:JR埼京線 板橋→池袋 167%
4位:東京メトロ 日比谷線 三ノ輪→入谷 163%
5位:JR総武快速線 新小岩→錦糸町 160%
5位:東京メトロ 東西線 木場→門前仲町 160%

 ワースト1位は東京都交通局が運営する日暮里・舎人ライナーでした。同線のワースト1は6年連続ですが、前年は177%だったので1ポイント改善しています。

 続く2位には福岡の西鉄貝塚線がランクインしましたが、こちらは前年から5ポイント増。3位のJR埼京線も4ポイント悪化しています。

 トップ5以外にも、首都圏ではJR東海道線、中央線快速、京浜東北線、南武線、武蔵野線、東京メトロでは銀座線、丸ノ内線、南北線、有楽町線といった路線が軒並み150%を超えて混雑が悪化しています。都営地下鉄では新宿線の152%がワーストでした。意外なところでは、「京成押上線」と「湘南モノレール」がともに157%を記録しています。

 在宅勤務からの「出社回帰」の傾向が強まる中、今後の推移と各事業者の混雑対策が注目されます。