マンチェスター・シティに所属する元イングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは、今夏に再びシェフィールド・ユナイテッドへのレンタル移籍に出るようだ。イギリスメディア『デイリーメール』が29日に報じた。
現在30歳のカルヴィン・フィリップスは、リーズのアカデミー出身で、同クラブのトップチームで中盤の主力に定着。2019-20シーズンにはリーズの17年ぶりとなるプレミアリーグ復帰に貢献し、2020年9月にはイングランド代表デビュー。プレミアリーグが舞台となってもその存在感は変わらず、EURO2020では準優勝したイングランド代表において、全試合にスタメン出場。当時は“ヨークシャーのピルロ”と名付けられていた。
これらの活躍が評価され、2022年夏にはマンチェスター・シティへ完全移籍加入したものの、ジョゼップ・グアルディオラ前監督からの信頼は掴めず、加入初年度は公式戦出場21試合、うち先発はわずか4試合に終始。以降も戦力としてカウントされず、ウェストハム、イプスウィッチへの期限付き移籍も経験したが、かつてのトップフォームは取り戻せていない。
2025-26シーズンはマンチェスター・シティでシーズンをスタートさせたものの、公式戦の出場機会はわずか1試合のみで、冬の移籍市場でシェフィールド・ユナイテッドへレンタル移籍。同クラブでもわずか3試合の出場にとどまると、期限付き移籍期間の満了に伴い、現在は所属元のマンチェスター・シティに戻っている。しかしながら、プレシーズンツアーのメンバーにカルヴィン・フィリップスの名前はなく、エンツォ・マレスカ新体制でも構想外の模様だ。
今回の報道によると、カルヴィン・フィリップスは再びシェフィールド・ユナイテッドで“復活”を目指すこととなりそうだ。シェフィールド・ユナイテッド側は同選手の再びの期限付き移籍加入に前向きな姿勢を示しており、クリス・ワイルダー監督は、プレシーズン期間から同選手をチームに迎え入れることができれば、大きな戦力になることを確信しているという。ワイルダー監督からの高い評価もあり、マンチェスター・シティも早々に期限付き移籍契約をまとめ上げる方針と見られる。
マンチェスター・シティとの契約期間は2028年6月30日まで残っているが、残り2年間で、カルヴィン・フィリップスはかつての姿を取り戻すことができるか。
【動画】かつて“ヨークシャーのピルロ”と呼ばれたK・フィリップス