チェルシー、方針転換で30代の2選手獲得か…X・アロンソ監督「適切なバランスが必要」

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 チェルシーを率いるシャビ・アロンソ監督が、経験豊富な選手の獲得の可能性について言及した。28日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 チェルシーでは近年、若手選手と長期契約を締結する補強方針を貫いており、ベテラン選手の獲得を避けてきた。この影響で、データサイト『OPTA』によると、2020年8月にチェルシーに加入し、2023-24シーズンまでプレーした元ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ(現:フルミネンセ)が2024年5月に39歳で出場して以降、全公式戦123試合で30歳を超える選手が1分も出場していない状況となっている。

 また、2025-26シーズンのプレミアリーグにおいてスタメンの平均年齢は24歳194日と同リーグで最も若い平均スタメンとなり、これは2023-24シーズン(24歳232日)と、2024-25シーズン(24歳36日)から続く記録となっていることが伝えられていた。

 しかし、昨シーズンはエンツォ・マレスカ元監督がシーズン途中で辞任したほか、姉妹クラブであるストラスブールから引き抜いたリアム・ロシニアー元監督も解任し、コーチのカラム・マクファーレン氏が2度の暫定監督を務める事態となり、プレミアリーグでは10位に終わり、新シーズンは欧州大会の出場権を逃している。

 これを受け、チェルシーは今夏にX・アロンソ新監督を招へい。ヘッドコーチとしてではなく、前任者たちよりも大きな権限が与えられるマネージャーとして迎え入れたことで、サンダーランドが放出を断固拒否したため、交渉はまとまらなかったものの、今夏にはX・アロンソ新監督のレヴァークーゼン時代の教え子である33歳のスイス代表MFグラニト・ジャカ獲得に動いていることも明らかになっていた。

 そうしたなか、チェルシーは現在、ブライトンに所属する35歳の元イングランド代表FWダニー・ウェルベックと、ブレントフォードに所属する36歳の同代表MFジョーダン・ヘンダーソン獲得に迫っていることが報じられている。

 すでに24歳のイングランド代表MFモーガン・ロジャーズや21歳のイタリア代表DFマルコ・パレストラらも獲得しているチェルシーだが、X・アロンソ新監督の就任によって補強方針が変更されたことには驚きの声も上がっている。

 報道の通りにより経験豊富な選手をチームに迎え入れようとしているのかと聞かれたX・アロンソ新監督は「移籍市場が閉まるまでの間、多くの報道や噂が飛び交うことになるだろう。それらすべてにコメントしていくのは大変な作業だ」とコメントしつつ、「しかし、能力やポジション、そしてチーム全体のバランスという点で、適切なバランスが必要であることは確かだ。我々は完成度の高いチーム、そして優れたチームを作りたいと考えている」と経験豊富な選手の必要性を明かしている。

 なお、ウェルベックはすでにブライトンからメディカルチェックを受診する許可が与えられており、2年契約で加入することが濃厚となっているほか、ヘンダーソンも加入を受け入れ、フリー移籍が期待されている状況となっていることがイギリスメディア『BBC』などで報じられており、チェルシーでは今季、T・シウヴァ以来となる30代の選手が公式戦のピッチに立つことになりそうだ。