28日、2026年第7回理事会が行われ、メディアブリーフィングが行われた。
8月7日に新シーズンの開幕を迎えるJリーグ。欧州の主要リーグなど、世界基準に合わせ、8月開幕、5月閉幕へとシーズン移行を果たす。
およそ半年間にわたる特別大会(百年構想リーグ)を終えた中、FIFAワールドカップ2026も終了。新たなスタートを切る中で、野々村芳和チェアマンは「ワールドカップを終えて、代表選手たちが『日本サッカーがもっと国内に浸透して、いろんな意味で文化になっていってほしい、行かないといけないよね』というようなコメントをしてくれたみたいですけれど、やっぱりJリーグとしては、その部分をしっかりと担っていけるように。世界のトップ水準がJリーグの当たり前になって、いろんな選手・関係者から選ばれるリーグになっていくようにという思いをしっかりと持った上で、新しいシーズンを迎えていきたいなと思っています」と、新たなシーズンに向けた想いを語った。
新シーズンに向かうにあたり、JリーグとしてはJリーグのフォーラムをオーストリアのザルツブルクで行ったとのこと。ヨーロッパでキャンプを張っていたJリーグクラブなど12クラブの他、欧州5大リーグを含めた26クラブが参加。総勢6〜80名の関係者が集まり、Jリーグが目指す世界観を伝えたという。
ちょうどワールドカップの準決勝が行われるタイミングでもあったため、Jリーグのクラブ関係者とヨーロッパのクラブ関係者がいろいろな話をしながら観戦したとのこと。野々村チェアマンは「僕たちがやりたいことを伝えることも重要ですが、Jリーグのクラブ関係者がヨーロッパのクラブ関係者とダイレクトにコミュニケーションを取れる場がなかったので、多くの人たちにその機会を与えられたことは良かった」と、一定の手応えを口にした。
ヨーロッパのクラブからの関心もやはり高まっていると感じたとし、「日本人選手のクオリティもはっきりと分かってきていて、リーグに対する関心の高さもあるなということは感じました」とコメント。Uー21リーグがスタートすることも知っていたとし、「狙ってるんだな」と若い選手たちの動向や成長も欧州クラブはチェックしていると明かした。
いよいよ開幕を迎える新たなJリーグ。「ここ数年間のJリーグを振り返っておくことは大切」と語った野々村チェアマンは、「入場者は3シーズン連続で増えていて、過去最高を更新している」と、入場者数は増加傾向にあるとのこと。また「4年前からローカルでの露出を増やすための投資をしていましたが、4年間で640%の露出増隣、普段の生活の中でサッカーを目にする時間が増えているということ」と、各地域でも露出が増えていると報告した。また、「リーグ・クラブの売り上げも初めて2100億円を超えて、100億円超えたクラブも複数出ているということがあります」と、クラブの売上規模も増えている状況であるとした。
野々村チェアマンは「リーグとクラブで一緒になっていろんな努力をすることで、次のステージに向かっていく準備はしっかりとできたのかなと。トップレベルに近づいていけるように、努力していきたい」と、新たな形で生まれ変わるリーグでも、しっかりと準備をしていきたいとした。